秋の実りが今。化学グランプリと天高アカデメイア。

後期中間考査が終わり、通常授業に戻りました。

大阪モデルはレッドステージに移行しましたが、感染予防策を万全にして、学校は歩みを止めずに前進しています。

12月に入り、朝夕の気温が下がってきました。初冬と言える季節ですが、その中で今日は秋の実りの知らせをお届けします。

お昼休み、一人の3年生がうれしい報告を持って校長室に来てくれました。

コロナ禍で実施が危ぶまれた化学グランプリでしたが、リモートで10月に一次選考、11月に二次選考が行われました。秋の挑戦が、今、見事に実ったという嬉しい報告です。全国で6位~20位に入ったという快挙です。学校の化学の授業だけで、特にこのために準備したりしたことはないそうです。化学グランプリ二次選考の問題は全て記述式で、知識の有無だけではなく、しっかりと自分で考えないといけない問題だったとのこと。普段から考えることに重点を置いた天高の授業が活きたのだとすれば、とてもうれしいことですね。おめでとう!

今日は、放課後に天高アカデメイアが学校で開催されました。対面のアカデメイアは今年二度目です。「音楽」をテーマに英語による講座でした。大阪音大のフルート奏者で英語を教えておられる先生にご登壇いただきました。秋から準備してきた芸術の教養を深める貴重な機会です。

フルートの起源から現代のフルートが出来上がるまでの歴史を、実際の演奏を聞かせていただきながら満喫しました。知らなかったです、フルートの起源があれだったとは!

講義はあっと言う間に終わりを迎えました。"Music is the power of life."という力強いメッセージをいただき、とても豊かなひとときを過ごすことができました。ご講演、本当にありがとうございました。明日からまた頑張れるエネルギーをいただきました。

12月10日 学校長