Memory Lane Part 4

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 It is August 11 today. It has been a week since we were back from New Zealand. Let us continue "Memory Lane."

 

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IMG_2065.jpgLet's review how we enjoyed Whangarei Boys' and Girls' High Schools. We experienced ESL & Integration classes, activities, morning tea, lunch, assembly, etc. We also had a chance to visit Whangarei Intermediate School. We learned English, in particular, oral English in ESL class while learning various subjects such as math, science, and Maori with the local students. We were able to chat with them during morning tea and lunch time. That was exciting and fun. During the school activities, we visited the Whangarei Falls, Mt. Parihaka, Town Basin, Okara Shopping Center, Kiwi House, etc. while we went bowling. We were honored to attend an assembly at Boys' High. We tasted the special experiences not very many people were able to. Among the special experiences, the interaction between the local students and us were the most special. How lucky we were!

 

以前頂いたコメントの中に、「・・・現地の生徒さんの授業を受ける姿勢で違いなどありましたか。・・・」という趣旨のものがありました。お答え致します。一言で言うと、良く発言し・良く質問をします。先生もそのように導く授業を展開します。私のアメリカのホストシスターと会話している時にも出ましたが、現地の教IMG_2066.jpg育はspeakinglisteningを重視します。日本はreadingwritingを。

ここからは私自身の英語教育観を述べさせてもらいます。外国語は四つの技能からなります。「話す・聞く・読む・書く」です。理想は四つの技能を向上させるバランスが取れた授業であると個人的に確信しています。それは文部科学省の学習指導要領に明記され、世界各国の外国語教育のカリキュラムのGlobal Standardになっております。

しかし、日本の場合大学入試で「読み・書き」が極端に偏重されているので、入試を意識する余り「話す・聞く」の指導に時間が十分に取れていません。ただし、「聞く」に関すれば2006年度からセンター入試にリスニングが課せられるようになり、以前よりもリスニングの比重は増えましたが。スピーキングに関しては、ネイティブの先生に頼るところが多いようです。40人学級のため英語を話す機会は本当に少ないのが現状です。

夕陽丘の難関大学合格を勝ち取った卒業生の先輩方を見ても、英語がよく出来る割には、コミュニケーション英語になると・・・という卒業生を何人も見てきました。ネイティブの先生に基本的なことを問われて、無言でいる姿は、本当に痛々しいです。

受験英語とコミュニケーション英語は相反するとおっしゃられる先生方がおられます。本当にそうなのでしょうか。今回も前回の参加者を見ても、英語で会話をしてどれだけ単語・文法不足であるかを知らされた生徒がIMG_2068.jpg多数います。その生徒たちが決まって言うのが「一から勉強し直す。」現地の人との交流を通して、更に勉強意欲を駆り立てられました。この体験が受験英語にプラスです。今回の参加者の一人が言いました。英語で日記をつけることは実力をつけるのに効果的である、それでスピーキングの能力を高めたいと。例え一方的に聞いているだけでも、コミュニケーションを取ることでリスニング能力を自然と向上させることも可能です。今回現地の新聞に目を通している生徒がいたのにも驚きました。語彙・文化的背景知識を増やすのに役立ちます。それが会話のネタにもなれば話しやすいし、そういう内容になったとき理解度も上昇します。要は四技能を有機的に関連させ、総合力を上げることが大切です。

結論: 今回の20名の語学研修参加者を含め、夕陽丘の生徒さんには四技能バランスの取れた英語の実力をつけてもらいたいです。現地の生徒・ファミリーに交じっても堂々と自分の意見をとつとつであっても英語で言える生徒・人間になってもらいたいです。ペーパー試験だけでなく、現場で活躍できる国際人になってもらいたいです。大学入試突破出来る英語力と問題解決能力を修得し、困難な状況でも生きていくたくましさを兼ね備えた実社会に即した英語力を身につけてもらいたいです。

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(Japanese student who has studied abroad at Boys' High for over 2 years) 

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