Memory Lane Part 3

 Parents and Guardians, thank you for taking your time to come to our "Report from New Zealand." We greatly appreciate your enthusiasm and interest2012_0802_102434-P1040819.jpg as well as support. We still get comments and feedback from you. Not only do we enjoy them, but we also make best use of them in order to make this overseas program even better.

 

Our "Report" has had some room to improve as we said before. We wish we could have included students' voice because they are the integral part of the program. This is the improvement we like to make for the next study trip. Today, we would like to make up for this shortcoming by posting one of students' report on New Zealand with rare photos from her farmstay.

 

(現地速報の改善点の一つは生徒の生の声を届けることです。語学研修最大の主役である生徒の声を届けることが出来ませんでした。これがあればもっともっと良いものになっていたでしょう。次回もそれが出来るかどうか微妙ですが。なぜならば生徒も極めて忙しいからです。学校を挙げた作業体制も検討します。事後報告ですが、代表生徒一人と貴重なファームステイの写真を添えます。)

                                                                                                                                                                                      (Ocean beach near her homestay)

一生の思い出、ニュージーランド2012_0726_143146-P1040673.jpg 

 

 

初めてのニュージーランド、そしてホームステイ。最初、ホストファミリーに会った時、本当に英語だけを使って生活ができるのか、とても心配でした。

一日目はホストファミリーが話す会話がまったく聞き取れず、ただ、質問されたことに英語で答えるだけで精一杯でした。

学校からの長い道のりを経て家に着くと、あまりにも大きな家に、あっけにとられてしまいました。近くにはノンガルーという海があり、とても気持ちが良かったです。

 その後、すぐにホストマザーが出迎えてくれました。ホストマザーである「ドナ」の英語はわかりやすく、少しずつ会話ができるようになると、「英語っておもしろいな」と思えるようになりました。

 夜には気持ちの良い波の音を聞きながら、ぐっすり眠ることが出来ました。

 

 次の日、学校へ向かうバスの中で、ホストシスターと会話が続き、自分でも、とても驚きました。まだ会ってから一日しか経っていないのに、話したいという気持ちがあれば、ここまで会話ができるのだと思いました。

 その日から、英語が聞き取れなくても、諦めず、自分から話しかけるように努力をするようになりました。

                                                                                        

 初めて行った現地の学校で印象的だったのは、マオリの建物でした。こんなにマオリ族の伝統や文化を大切にしているのだと驚きました。高校生2012_0802_100433-P1040805.jpgは元気にはだしで走っていて、私が声をかけると、みんなが話しかけてくれました。ニュージーランドの学校には、制服が無いと思っていたので、皆が制服を着ていた姿が新鮮でした。

 日本語を勉強している生徒も多く、すごく日本に興味を持ってくれました。好奇心が無い生徒は、いないのではないかと思えるくらい皆、とても積極的でした。

 

 日本の夏は、ニュージーランドの冬にあたります。ニュージーランドの冬は思っていたほど寒くはなかったのですが、ほとんどの日が雨で風が冷たく、なぜだか大雨の日には何度も「停電」になりました。

 また、ニュージーランドでは、あまり雪が降らないと聞き、子どもたちに、日本で雪だるまを作らせてあげたいなと思いました。 

 

 朝の授業では、ヘレン先生やジル先生にお世話になりました。放課後の帰りのバスには生徒がギュウギュウ詰めで、あちこちから英語が聞こえてきました。最初は英語ばかりの環境に慣れませんでしたが、「一緒に会話をしたい」と思うと自然となじんでいくことができました。

 ホストファミリーの家に帰ると、家族以外に、ホストファミリーの友達家族やホストシスターの友達も泊まりに来ていて、9人が一緒に生活することになりました。 でも、部屋数が多く、お風呂やトイレが三か所ずつあり、全く不自由ではありませんでした。皆、日本のことに詳しく、日本のことで会話が弾みました。私も、皆に負けずに、他国のことに興味を持たないといけないなと思いました。 

 ホストマザーに地図で地名を教えてあげたり、ホストシスターたちには、日本語を教えてあげました。

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 ニュージーランドの食べ物でおいしかったのは、ミルクです。日本に帰ってから飲んだ牛乳とは比べ物になりませんでした。アイスクリームの「ホーキーポーキー」も初めて食べました。チーズもあっさりしていて、とてもおいしかったです。  

 

日がたつにつれて、ホストマザー以外のひとたちとも会話ができるようになり、毎日がとても楽しく感じられるようになってきました。ある日、学校の帰りに、ホストシスターに釣りにつれて行ってもらいました。生まれて初めての経験です。ツツカカでの海風は冷たかったけれど、景色がすばらしく、だんだん茜色に染まっていく雄大な空の美しさに、おもわず息をのみました。

 

そしてとうとう、お別れの日がやってきてしまいました。「ああ、どうしても帰りたくない、もっと、ホストファミリーと過ごしていたい。」涙があふれてきて止りません。

自然が豊かで、みんなが優しくしてくれた、ホームステイ。この思い出深い日々が、あっという間に過ぎてしまった気がします。

いつも周りが英語の環境の中で、思ったことを伝えるのは難しいけれど、この語学研修を通して、英語で会話をする楽しさを学びました。   

 

 一生の忘れられない思い出となった、ニュージーランドでのホームステイ。

今でも私の心の中では、昨日のことのように毎日の出来事がよみがえり、すぐにでもまたニュージーランドのホストファミリーの元へとんで行きたい気持ちにかられます。今まで知らなかったニュージーランドでの生活。これもホームステイをするからわかるものだと思い、また来年も参加したいという強い思いがあります。 

 

 本当にすばらしい体験をありがとうと、先生方やお世話になった人、皆に伝えたいです。

 

What emotional thoughts you have shared with us!  It is very moving. Thank you for sharing your special memory with us. We completely understand2012_0802_102039-P1040814.jpg your fantastic efforts to speak English as well as to communicate with your host family as often as possible. You did enjoy classes at school, didn't you? We dearly admire your fabulous attitudes. Your efforts will be paid off. When? Very soon. You will be as successful as anyone in the near future with the confidence you have gained from this trip. Incidentally, we are grateful for the photos from your farmstay because we did not have an opportunity to take a single photo in Hamilton. Way to go, our proud student!

 

(生徒のファームステイの写真は貴重です。我々は一枚も取ることが出来なかったからです。)

 

本日も保護者の方からコメントを頂きました。「感謝の気持ちを込めてホストファミリーに手紙を英語で書いています。大きなチャレンジですが、時間を掛けながら・・・。」という趣旨です。保護者の皆さまも英語と格闘している姿が目に浮かびます。頭の下がる思いです。立派です。その姿勢がお子さん、更にその先にある学校を良くするものと確信しております。共に成長できれば幸いです。エールを送ります。「頑張れ!」

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