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修学旅行

第2学年修学旅行 79期 10月29日(水)~11月1日(土)

79期生の修学旅行が台湾を行先として実施されました。新型コロナウィルス感染症拡大の影響を受け、73期を最後に途絶えていた海外修学旅行が復活したのです。台湾では、現地高校での生徒交流やブラザーズ&シスターズプログラム(B&Sプログラム)による現地大学生とのフィールドワーク、台北市内班別自主研修、歴史的遺産の見学などを行いました。異文化に触れることで、「国際理解教育」を推進しグローバルリーダーを育成するとともに、79期生の連帯感をさらに強めることを目指しました。


1日目 ~10月29日(水)~

関西国際空港から2団に分かれて出発し、桃園国際空港から十分での天燈上げや九份での散策を楽しみました。空高く舞い上がる天燈を見ては感動し、灯がともされたレトロな街並を歩いては心を弾ませました。異国情緒を満喫して白金花園酒店に到着。9時を過ぎての到着で、あわただしく就寝時間となりましたが、楽しい興奮の中で初日が終わりました。


2日目 ~10月30日(木)~

2日目は、午前に現地高校との生徒交流を行いました。復旦高級中学、師範大付属高級中学、成功高級中学、中和高級中学に分かれての交流です。お互いに学校紹介のプレゼンテーションや出し物を見せ合って交流しましたが、三国丘生徒はかねてから練習していた劇を披露し、喝さいを受けていました。 午後は、B&Sプログラムとホームヴィジットとに分かれて行動しました。B&Sは、自分たちでコースを組み立てての班別行動です。班ごとに台湾大学生がついてガイドを務めてくれました。ホームヴィジットは、本校生が学校交流を行った高校の生徒の家庭を訪問する企画です。夕食もごちそうになりながら、温かく歓待される特別な時間を過ごしたようです。


3日目 ~10月31日(金)~ 

3日目は、台湾市内班別自主研修を行いました。班ごとに、生徒だけで台北市内を散策しました。楽しみにしながら自分たちで練りに練った散策コースを歩く、自由な6時間です。うれしいながら、幾分の緊張と責任も感じたのではないでしょうか。自律の精神を養ういい機会でした。 夜は、ホテルでの夕食後、全体レクレーションがありました。修学旅行委員が、ほぼ1年もかけて作り上げたイベントです。歌あり、ダンスあり、漫才あり、そして工夫を凝らした特別企画ありで、そこにいる全員が笑い転げ、そして感動したものでした。三丘生の力量が遺憾なく発揮されていました。


4日目 ~11月1日(土) ~ 

■小樽観光

最終日は、故宮博物院に立ち寄り、皇帝ゆかりの美術品に息をのみました。規模はそこまで大きくはないものの、素晴らしい展示品に歴史とアートが感じられました。故宮博物院を後にし、桃園国際空港に向かうバスの中では、修学旅行が終わってしまうことの名残惜しさを口々に言いあう声が聞こえました。

大きな怪我もなく、無事全員で帰阪することができました。1年生の時から取り組んできた修学旅行でした。その終わりに際して、それぞれの生徒が様々な思いをもってこれまでを振り返ったことでしょう。この大切な行事の成功が、これからの生徒たちの大きな力となっていくことを願います。