2月16日（水）、午前中３時間の授業を終えて、学校から自転車で１５分ほどのところにある住吉区民センターで、「インビクタス／負けざる者たち」（2009年公開）の人権映画鑑賞会を実施しました。
　この映画は、監督にクリント・イーストウッド、主演にモーガンフリーマンという、アカデミー賞を受賞した二人が手を組んだ作品です。
　この作品は、南アフリカ共和国で行われていたアパルトヘイトという人種差別政策を乗り越え、27年間投獄生活を強いられた黒人初の大統領に主任したネルソン．マンデラが、国内に残る黒人と白人の対立を、1995年に自国で開催されるラグビー・ワールド・カップを一つの機会として乗り越えていこうとした道筋を描いた映画です。実話をもとにして作られており、ラストの20分での「和解のための戦い」をくっきりと描き出してみせた感動の物語でした。
　最後に黒人・白人の人種の別なく、抱き合って喜ぶ姿には感動しましたね。ネルソン大統領の言う、許すことや屈することのない「魂」は、みなさんにはどのように映ったでしょうか。

　　2月8日（火）、放課後の15:30～16:30、学年進路部主催の２年生希望者対象の進路説明会が行われました。説明会は、外部の講師をお招きして、難関大学、看護、公務員、就職、未定の５コースの対策講座が開かれ、希望するところを受講するというものでした。内容は、２年生の今から始める現役合格のためのもので、今しなければいけないこと、その勉強方法や、適性検査など、今必要な対策についての講義をして頂きました。どの講座も生徒の聞く姿勢はとても積極的で、真剣に聞き入っていました。
　厳しい現実に向かう対策として、これからの進路の一助になればと期待します。

　　同志社女子大学が主催する、「SEITO百人一首」第9回短歌コンクールに3年有本君と判田さんが、応募総数　29783首（内訳：日本語短歌28980首、英語短歌803首）の中から入選し、りっぱな賞状が届きました。
　おめでとう！

　トビラから出て行った親追い求め開かぬトビラに残った手跡（有本君）
　待ち合わせ浴衣姿で神社前いつもと違う私に惚れろ（判田さん）

　2月3日（木）、5・6時間目に、2年生は学年LHR委員主催によるドッジボール＆リレー大会を校内グランドと敷地内を使って実施しました。
　初めにドッジボール大会を、AとBのブロック、4クラスずつの総当たり戦を行ったあと、順位決定戦を実施しました。その後選手を選び、リレー大会を行いました。リレーは、校内を走り、距離は700ｍのロングコースから100ｍまでのショートコースを、男女混合で、各クラス9名で走り、クラスで順位を競いました。総合的には、ドッジボールとリレーの合計点で順位を競い合いました。
　結果は、優勝-8組、2位-3組、3位-7組でした。
　黄色い歓声をあげながらみんなでクラスメイトを応援し、自分もプレイを思う存分楽しんでいる様子でした。企画してくれたLHR委員に協力して大会を大いに盛り上げてくれました。そして元気一杯の笑顔を見せてくれましたね。LHR委員のみなさん、ご苦労様でした。そしてみなさん、お疲れ様でした。

　2月3日（木）、5・6時間目に、1年生は学年体育委員（駅伝実行員会）主催による駅伝大会を、長居第2陸上競技場で実施しました。
　当日は久しぶりに、走ると汗ばむくらいの暖かい晴天に恵まれました。駅伝大会は、競技場内のトラックを、800ｍから、400ｍ、200ｍの距離を走り、クラス全員でたすきをつないで、タイムを競い合うというものでした。
　結果は、優勝-7組、2位-2組、3位-5組でした。
　自分たちで決めたルールを整然と守り、クラス一丸となって拍手や喝采をおくったり、クラス旗を振って応援したりする姿は、見ていてとても気持ちのいいものでした。たすきを渡す人やもらう人は真剣ないい顔で、そして応援している人も、みんなとてもいい顔をしていましたね。駅伝実行員のみなさん、ご苦労様でした。そしてみなさん、お疲れ様でした。
　1・2年生ともに、楽しい思い出がまた一つ増えましたね。

　1月28日（金）～2月4日（金）まで、十字形校舎渡り廊下で、美術科展が行われています。恒例になったこの美術展も今回６回目で、3年生の美術選択生徒作品を中心に、１・２年生の作品も展示されています。たくさんの作品が展示され、日頃の授業の成果が披露されています。
　洗い場を描いた写生画のあまりのリアルさに、思わず手を差し出して、洗う仕草をしている生徒もいました。渡り廊下にずらり並べられた美術作品に、休憩時間にはたくさんの生徒で人だかりができています。今回もいずれの作品も力作ばかりです。