2月7日(木) 東大阪市立柏田中学校

今年度は研究主題を「学ぶ意欲を育む授業づくり」とし、研究仮説を「生徒が主体となる授業を展開することで、学ぶ意欲が育まれる」と設定しました。そしてこの主題と仮説に基づき、全教員が生徒による授業評価を実施し、各教科の目標設定を行い、授業研究を進めてきました。  その成果の発表として、パッケージ研修で授業公開を行いました。

当日は、教職員を4班に分けて役割分担し、授業分析を行いました。各班は、学年も教科も様々です。1班は研究主題が達成できている点をピックアップし、2班は研究主題に課題が残る点をピックアップしました。また3班は3人の抽出生徒に着目して授業記録をつけ、4班はビデオ撮影しST分析を担当しました。

このように観点を絞って授業を参観することで、研究討議の内容がより深まったと思います。研究討議会では、各班で話し合い、意見をスケッチブックにまとめ、全体発表しました。研究主題に課題が残る点に関しては、なぜそうなのか、どうすればよかったのかも実証することができました。班での話し合いは30分としましたが、時間が足りないほど議論が白熱しました。最後に、春から継続的にご指導いただいている、大阪府教育センター指導主事から講評をいただきました。パッケージ研修終了後のアンケートからは、「今回の研修では、味わうことのできない経験や話し合いの場が持て、とても有意義な時間でした」「課題はいっぱいですが、ひとつひとつクリアしていくために、自分自身も課題意識を持って授業に向かいたいです」等の感想が寄せられました。

 

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