第1回授業改善校内研究ワーキング・泉北地区

 平成27年4月22日(水)、第1回泉北地区授業改善校内研究ワーキングを開催しました。

本年度は大阪市・堺市のActive Learning実践校も参加し、5市1町でのワーキングです。

冒頭、授業改善校内研究ワーキングの趣旨説明及び過去2年間の取り組みの説明があり、その後、小・中学校別の7グループに分かれ、本年度の各学校の校内研究の具体的な取組の情報交換がなされました。熱心な情報交換の後、「校内研究の栞」や「ツールパックCD」の具体的な活用の紹介を受け、「ツールパックCD」の機能充実に参加者から感歎の声が聞こえてきました。

次に、本年度のワーキングが「学習評価をいかした授業改善」に着目した経緯説明と本年度の流れ、ワーキングの「目的」・「ゴール」が示されました。

「学習評価をいかした授業改善」のイメージ及び実際に学校で取り組んでいることをテーマに再度グループごとに情報交換がなされましたが、各グループで、「評価」についての考え方・方法が多岐にわたり、また、子どもの様子を詳しく見とるための授業のあり方について学校全体ではまだ動けていない、という話も出ました。

そこで、「学習評価をいかした授業改善」をイメージするために、ワークを行いました。ペンを3人一組で握り、無言で、山の形を描き、頂上(学習目標)に印をつける。話し合いながら、ふもとから頂上までの道筋(子どもの学習理解までの道筋)を作る。参加者はこのワークを通して、教員間の意識統一の大切さと、子ども一人ひとりの学習を見とることの大切さを実感しました。

その後、「学習評価をいかした授業づくり」とは、「学習目標」・「学習指導」・「学習評価」の三位一体で考え、子どもの学びを支援する授業。子どもの支援は評価したことに基づいて行い、学校としてベクトルをそろえて取組むことが大切。そのための校内研究を推進すること、といった趣旨の説明が行われました。本年度のワーキングの「ゴール」への方向性が明確となりました。

最後に、「ゴール」に向けて、「私の行動計画」を立てました。参加者の行動計画には、「早速校内研修会議で紹介を行う。全体での共通理解を図る。」などが多く書かれていました。

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