第3回地区別授業改善校内研究ワーキング(泉北)

1月27日(水)、第3回泉北地区授業改善校内研究ワーキングを開催しました。

今回のワーキングは、「各校が1年間取組んだ校内研究の成果をもとに情報交換をし、成果と課題を整理することにより次年度の取組にいかす」こと、「他校の取組から学び、自校の取組の参考とする」こと、以上2点をねらいとしました。

まず、班に分かれ、各校で実践した校内研究の成果と課題について、情報交換をする時間をもちました。交流のポイントは、以下の3点です。

(1)学習評価をいかした授業改善について

(2)その他の校内研究の取組について

(3)校内研究の成果、子どもたちの変容について

 

説明する時間は、各校5分という短い時間でしたが、身振り手振りを交えて話す姿は、取組に対する充実感に溢れていました。また、自校の取組にいかそうとメモをとりながら説明に聞き入っている先生方の姿が多く見られました。質疑応答の後、班替えを行い、2回目の実践交流をしました。

次に、「校内研究のさらなる充実に向けて」と題した講義をはさみ次年度に向けて、校内研究の進むべき方向性を考える時間をとりました。その際に1年間の取組を振り返るために6つのポイントを提示しました。

(1)研究テーマの共通理解

(2)組織的な校内研究の推進

(3)計画的な校内研究の推進

(4)授業研究会の開催と日々の授業への活用

(5)学習評価をいかした授業改善

(6)データを活用した校内研究の検証

それぞれ4段階で評価し、振り返りシートにチェックしました。年度当初の計画通りすすんだかどうか等、来年度の校内研究に向けての課題を確認することができました。

続いて、今年度のワーキングで学んだことを振り返り「目標」、「指導」「評価」を三位一体で考えることによって、子どもの学びを支援していく「学習評価をいかした授業づくり」の大切さを再確認しました。

また、「アクティブ・ラーニング」については、新しいことに取り組むことではなく、今までも大切にしてきた「学習意欲を喚起する学び方」であり、「子ども主体の授業づくり」をよりよく進めることが大切であること、スタイルそのものにとらわれることなく、深く思考するための手段として活用することを再度確認しました。

最後に、泉北地区指導主事がワーキングの感想とワーキングにかける思いを述べ、今年度の泉北地区における授業改善校内研究ワーキングは終了しました。

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