痛快!山内太地氏‐1年PTA学年行事開催

 7月10日15時30分から、本校において1年PTA学年行事で、一般社団法人大学イノベーション研究所、所長の山内太地氏を招いての講演会を行いました。山内氏が本校に来てもらうのは、初めての事です。講演が始まるまでの少しの間、山内氏と話をしました。

 山内氏、曰く、「布施高校は、優秀な生徒がたくさんいます。この学校のレベルなら、地方の公立高校では、100人国公立に行っています。誠にもったいない!」でした。「100人はほんとかな?」と思いながら、校長としての思いは一緒だと感じながら、話を聞いていました。翌日、出勤してPCを立ち上げると、なんと、山内氏からメールが届いていました。実際、愛知県の公立高校で、布施高校と同レベルの学校が、国公立100名以上を進学させているデータを紹介してくれました。これは、頑張らないと!と一念発起です。

 さて、講演会です。この講演に参加された保護者の方は、次のように思われたでしょうね。

★日本は今や右肩下がり、世界と渡り合っていくには、「能動的な学習」をさせるしかない!家庭で、その日のあった勉強の話をできる限りしよう!

★やはり、「3教科型ではなく、5教科型」の勉強をさせないと!私立文系型の勉強は、就職のときに不安!

★国公立は、いっぱいある。特に理工系は全然教育・研究環境が違うんだ!

★大学に入った後も大事!「グリーン車」に乗って大学でも鍛える勉強が大事。そのためには高校の時から能動的学習を!

★家に帰ったら、まずは15分勉強!そして休憩・食事。

★やりたいことが見つからないなら、方法は二つ。「まずは上をめざせ。その方が、面白い奴、優秀な奴がたくさんいる」、もう一つは、「自分が何をすれば世の中の役に立つか?」を考える。両方大事だわ!

この山内氏の話、直に聞くと聞かないでは、大違いです。残念なのは、参加者がとても少なかったこと。参加された保護者の意識は、イノベーションされたと思いますよ。