11.11学校説明会開催

11月11日(土)、午前と午後の2回、布施高校で平成30年度入試向けた学校説明会を実施しました。前夜は雨でグラウンド状況が悪く、グラウンドで活動する部活動の見学をしてもらうことができなかったのは残念ですが、体育館に720席用意した席が、午前中はほぼ満席、午後も少しの空席が出たぐらい、たくさんの中学生・保護者に参加していただきました。ありがとうございます。

さて、参加していただいた地域をアンケート結果からご紹介したいと思います。提出していただいたアンケートは、全部で500余り。

 東大阪市・・・170余り  八尾市・・・100弱  柏原市・・・30弱  

でした。一方、大阪市が160余りと東大阪市に迫るアンケート枚数でした。出身中学を見ても、旧5学区の東成区・天王寺区以外のアンケートが100弱ありました。平野区・城東区・西区・港区・住之江区・大正区・東住吉区などなど・・・多くの地域から今回の説明会に参加していただいたことに驚いています。この期待に応えるために、さらによりよい学校になっていかなければならないと決意を新たにしました。

今回は、私の説明と自治会の生徒からの説明、それと語学研修の紹介をしてもらいました。語学研修の担当の先生に、「語学研修に行ったんだから、報告は英語でスピーチしてね」と頼んでいましたが、本番で生徒のスピーチを聞いていると、120点以上の出来でしたね。そして、語学研修への思いや研修で学んだこと、すばらしい内容でした。

アンケートの自由記述にも布施高校への思いや今回の説明会についての感想が述べられていたので少し紹介したいと思います。

★中河内の合同説明会にも参加しましたが、今回で布施高校へ来るのは2回目です。以前は保護者のみ。今回は子供と一緒に参加しました。前回校長先生の話を聞いてとてもわかりやすく、熱心に話をされているのを見て、今回はぜひ子供と一緒にと思い参加しました。

★すごく大変よく分かる説明会でした。以前より布施高校が好きになりました。ありがとうございました。

★説明会がわかりやすくて、とても魅力的な学校だと思いました。

★遅れてしまったのにもかかわらず、丁寧に対応していただきました。ありがとうございます。また、説明会の内容も濃く、とても興味深かったです。

★大学入試について全国的な視野をもって進路実績を考えている校長先生の考え方に共感しました。布施高校の新しい試みに子供を学ばせたいと思いました。学校行事とクラブ活動の動画があれば、なお良かった。語学研修報告は立派でした!!

★大学入試に向けての活動など詳しく伺うことができてとても有意義でした。

★校長先生のお話や語学研修の話が興味深く、わが子がここで成長してくれたら良いなぁという気持ちになりました。ありがとうございました。

★スタディサプリや自習室などの勉強ができる環境がとても良いと思いました。語学研修報告を聞いてとてもびっくりしました。自分も同じようになれたらいいなと思いました。

★これから求められる人間像など、ためになる事もたくさん教えていただき、あっという間に時間が過ぎました。社会で活躍できる人間になるために、考えて下さる素敵な学校だと思いました。

★クエストエデュケーションの取組みは、とてもいい事だと思います。今の子ども達にとって、必要だと日々実感しています。自治会の生徒さんの話が、大きい声で、ハキハキしてて、とても聞きやすかったです。こちらに通えるかどうかわかりませんが、いい説明会でした。

★前回の説明会(去年も出席させて頂きましたが)よりも、内容が充実し、楽しく聞かせていただきました。ありがとうございました。

★最初の吹奏楽部が、すごく楽しそうですごかったです。布施高校に行きたいと思えるとりくみが多くあってとてもいいなと感じました。

★布施高校の教育方針について志が高く可能性を大きく幅広く伸ばせるような印象をうけたこと、校長先生の説明がとても分かりやすくよかったです。布施高校のよさが伝わりました。

 今回は、現在進められている高大接続改革について説明をしました。今の中学3年生、今度の高校1年生から、センター試験から大学入学共通テストに変更され、英語も民間検定が導入されるからです。案の定、アンケートには、「大学入試の説明を聞きにきたみたいだった」というコメントも2,3頂きました。なぜ、高大接続改革の説明を行ったかというと、今回の改革は入試制度の変更だけに終わらないからです。今回の高大接続改革は、大学改革と高校教育改革、そしてそれを接続する高大接続改革という3つの改革がセットになった改革です。そして、その改革は、説明会で話したように「学力の3要素を如何に育てるか」という視点で行われますので、この改革はまだ緒についたばかりです。これからどんどん進められていきます。だから、高校の教育のあり方も根本的に変わっていかなければならないと考えています。求められる力は、単に知識のINPUT&OUTPUTではダメなのです。そのことを見越して、布施高校ではどんな取組みをしているか、そして今後しようとしているかをお話したつもりです。まだまだ、私の説明が足りない部分もあると思います。しかし、今度の高校1年生から、どこの高校に進学しようとも「求められる力」は大きく変わっていくということをご理解ください。