本日、2月21日、「Japan eポートフォリオ」の学習会を開催しました。講師として、関西学院大学 高大接続センター次長の尾木氏をお招きしました。学習会には、布施高校の全日制・定時制の教職員以外に、93名の教職員の方が参加されました。2時から始めて、約1時間強、eポートフォリオの概要から、現在進められている高大接続改革、そして、その改革で求められている学力の3要素について、最後には、今の10代の若者が今後どのような世界を生きていかなければならないのか、求められるのは「学び続ける力なのだ」ということを、端的にそして明快にお話くださいました。本当に有難うございます。
その後、質疑応答の時間を充分に取ったつもりでしたが、3人の方の質問にしか答えていただくことができませんでした。参加された方は、なぜこのようになったかはご理解いただけていると思いますが、ご満足いただける状態ではなかったことをお詫び申し上げます。尾木先生は、質問に対して丁寧にそして真摯に答えてくださいましたが、この会を主催した者としては先生に申し訳ない気持ちです。
しかし、嬉しかったことは、会が終わって他校の校長と雑談しているときに、私達の会話を聞いていて、うなずいてくれる若い先生がいたことです。声をかけると、彼はこの春から担任を持つということで、勉強のためにこの学習会に参加したそうです。彼は、「今日の話は、本当にためになりました。心に響きました!」と私達に話してくれました。こんな若い先生がいることが、大阪の教育の救いですね。できれば、そんな若い先生と一緒に仕事をしたいと思っています。
尾木先生は、4時に学習会が終わった後も個別の質問に丁寧に対応していただき、校長室に戻られたときは、4時40分になっていました。本当に有難うございます。尾木先生は、「かなり前向きに個別の質問をしていただき、私も勉強になりました」とおっしゃっていました。そのように言っていただいて嬉しく思いました。
このeポートフォリオについて、色々質問したい先生、批判的な意見を述べたい先生、そして、前向きに取り組んでみたいと思う先生、どうぞ尾木先生にご連絡ください。尾木先生は、喜んで熱い気持ちを持って対応してくださると思います。
尾木先生、本当に有難うございました!