先日(5月22日)、こちらで看護メディカルコース特別授業「解剖学」について掲載をいたしましたが、昨日(6月4日)は同じ看護メディカルコース特別授業として外部講師をお迎えして「援助的コミュニケーション」の授業を行いました。
私も授業の一部を見学させていただきましたが、医療に関わる者として、必要な情報を伝達することにより問題解決をめざす「指示型コミュニケーション」ではなく、問題解決できなくても、相手が話すことを聴き、相手の満足・安心・信頼が得られる「非指示型コミュニケーション(援助的)」を行うことの大切さを映像なども用いて、わかりやすく説明をされていました。
生徒たちは講師の先生のお話に引き込まれ熱心に話を聞き、ペアワークなども行うことにより、実際に「援助型コミュニケーション」として、援助者役の人が患者役の人話を「良い聴き方」で聴く姿勢の体験も行いました。
高校卒業後、医療の現場で活躍する生徒たちはもちろん、そうでない生徒にとっても、これからいろいろな人とコミュニケーションをとって行く時に心がけるべきことを学べた貴重な時間だったと思います。
校長 谷口