10月7日(月)、放課後、生徒が校長室に現れ、授業で発表する動画を撮影するために、校長室を少しの間使わせて欲しいという要望がありました。
生徒から聞いてみると、3年生の「アドバンスト人文社会」コースの学校設定科目「国語特論」の授業で、自分たちが先生となって授業を行うことになっており、その授業で使用する動画を撮影するために、校長室を使いたいということでした。
生徒たちが授業で発表するために必要な動画をということでしたので、しばらく校長室を使って撮影することを許可し、私は仕事をしつつ生徒たちの姿を見せてもらいました。
生徒たちはスマホを使って撮影をしていましたが、かなり真剣に撮影に取り組んでおり、撮影した動画は別の場所で撮ったものも含めて編集し、授業での発表で使用するということでした。
今回の生徒たちは、国木田独歩の「画の悲しみ」を題材とした問題を扱い、同じ講座を受講している生徒たちの前で、先生として授業を行う予定だとのことです。
生徒たちが先生となって授業を行うことで、プレゼンテーション能力を鍛えると共に、自分が分かるだけでなく、人に分かってもらえるような説明を考案することで、より一層学びを深めることができると思っています。
私も生徒たちが行う授業を見せてもらいたいと思っています。
校長 谷口