長期にわたる臨時休業が終わり、新型コロナウィルス感染症対策を取りながら、教育活動が本格的に再開しました。
前回の臨時休業では、学校ブログを活用し、生徒に家庭学習等の指示を行ったり、電話やメール配信を用いて、健康状態の把握や個別相談に応じたりしていました。
今後、大阪府立高校では、新型コロナウィルス感染症および感染拡大防止のため、一週間以上の臨時休業の措置をとった場合、生徒に計画性を持った家庭学習を適切に課し、生徒の学習を支援していくとともに、学習状況等の把握および学習成果の評価を行っていくために、「生徒への学習課題の指示と解説の配信」、「生徒からの質問対応」、「生徒による課題の提出」という一連の授業の流れをインターネットを用いて実施する予定です。
現在、本校ではこのオンライン授業実施に向けて、ICTを活用したクラウド型統合アプリケーションサービスである「G Suite For Education」を導入し、現在、環境整備および準備の作業を行っています。
今週は、生徒が実際にオンライン授業を受けるようになった時に、できるだけスムーズに実施できるよう試行を行っています。
以下の画像は、その様子ですが、生徒たちは自身のスマートフォンを用いて、オンラインの教室に参加し、授業を受け、課題の提出や質問をする一連の流れを体験しています。
生徒たちは思っていたよりもスムーズに取り組めていました。
新型コロナウィルス感染症の第2波などにより臨時休業になった時に本格的に活用することになりますが、今後教科の学習の中でも活用していきたいと思っています。
校長 谷口