「高等部 総合的な学習の時間」

10月20日(金)5,6時間目、高等部の総合的な学習の時間において、本校高等部に在籍していた生徒(卒業時は東住吉支援学校)2名をお招きして、「ザ・プロフェッショナル~身近な仕事について学ぼう~」という単元名の授業を行いました。先輩を招いての授業は9月22日に続いて2回目になります。「卒業後の進路を考える上で、学生の間に何をするのかを先輩の話から学ぼう」ということを目標とした取組です。

2名の先輩それぞれから、卒業後の生活を想定して在学中に取り組んだことや現在の仕事についてお話しいただきました。高等部の皆さんは、前回同様、真剣な表情で話を聞いていました。中にはメモを取りながら聞いている生徒もいて、自らの卒業後につながる大切なお話と受け止めている様子でした。

高等部の生徒たちは先輩方の話からたくさんのことを教わりました。特に次の三つのお話が生徒たちにとって卒業後のヒントになったのではないでしょうか。その内容とは、一つ目が、いろいろなことに挑戦する姿勢が必要であるということです。いろいろなことに挑戦することで自分に合ったものが見つかるというお話でした。二つ目が、卒業後は学校と違って周囲の皆さんが自分のことを理解してくれるとは限らないので、自分を理解してもらうために、挨拶の励行に努めたりや言葉の使い方に気をつけたりすることで、よい関係づくりができるということでした。三つ目が、ストレスが生じたときの自分なりの対処方法を知って実行することというお話でした。これらのお話は、身を持って体験されたことであり、とても実感のこもった説得力のある言葉として、聞く者の胸に届きました。

講師を引き受けてくださった先輩方、後輩たちのために雨の降る中、お越しいただき、有難うございました。