2月
門真なみはや高校では3年生が最後の定期考査を終えました。3年生は部活動もすでに引退しています。最後まで一生懸命頑張った3年生が自分たちのクラブの後輩にあてたメッセージがあります。その中からいくつかを抜粋しました。それぞれが大切なことを伝えています。
・悔いのないように
1年生のころ、自分は嫌いなことから目をそむけていました。自分の嫌いな練習は正直、本気でしていなかったと思います。でも3年生になって「なぜあの時」とすごく後悔しました。3年生になってからでは遅いです。今できることを一生懸命すること。当たり前のことを言っているようですが、一番大切なことです。(陸上部)
・感謝を忘れないで
自分たちだけじゃ何もできないからこそ、支えてくださっている人への感謝の気持ちを忘れないでください。自分たちが楽しいと思えるプレーで、見ている人に何かを伝えることができるようなプレーをめざして頑張ってください。(女子バレー部)
・仲間を頼ること
とても暑くて汗だくで、整えた身だしなみがぐちゃぐちゃになる夏の日の部活も、指の先まで凍えて、ふりが決まらなく悩んでいると、体が冷えて気づけばマフラーがぐるぐる巻きになっている冬の部活も、土砂降りの雨から傘を駆使してスピーカーを守り抜いた雨の日の部活も、全部大切な思い出で、ダンス部じゃない自分を想像することすらできないほど、高校生の三年間はダンス部で満たされていました。
みんなで次の作品の計画を立てるのが何より楽しくて、うまくいかない時はとことんダメダメなことが多く、それでも必ず誰かが助けてくれて、仲間に頼ることが大切なんだと、何度も何度も気づかされました。(ダンス部)
・継続の大切さ
大きく挙げて2つのことを学びました。「継続」と「仲間の大切さ」です。たくさんのしんどいことがありましたが、最後まであきらめず継続したことで、たくさんの楽しいこともあり、後悔なく過ごせました。そして、しんどい時には仲間と助け合い、互いに競い合うことで成長できました。(男子バスケットボール部)
・辛いことを一人で抱え込まないで
バイトでは学べない大切なことを学べます。高校生活は限られているので後悔のないように過ごしてください。これからも仲間を大切に、辛いことは同期や先輩と一緒に乗り越えてください。一人では抱え込まないようにしてください。(吹奏楽部)
・挑戦すること
とても楽しい、貴重な経験をさせていただいたことを大変感謝しています。これから学年が上がって大変なことも、苦しいこともたくさん出てくると思います。でも、その大変さと同じくらいのいろんなことに挑戦してみてください。きっと力になるでしょう。頑張ってください。応援しています。(演劇部)
生徒たちがこれら3年間の部活動で学んだことは、体に染みついています。おそらく一生忘れることはないでしょう。そして、それらはこれから先の長い人生のどこかの場面で必ず役に立つことでしょう。
頑張ってください。応援しています。