いよいよ、３年間の総合探究の総決算行事と位置付けられた貝南サミット当日がやってきました。
「ビジネス」・「Well-being」を題材に、各クラス（各班）が社会にあったら便利な商品やアプリケーション、サービスを考え、プレゼンテーションを考えてきました。
今日は、その最終プレゼン！クラス予選を勝ち抜いた６チームによる最優秀プレゼンの決定です！！
５・６時間目に体育館に集まった三年生、特にクラス代表の面々には緊張感が漂っていました。
体育館には、３年間のクラス垂れ幕（文化祭時に制作）も展示されていました。（画像は１・２年次の作品）
生徒会執行部の司会により評価基準の説明があり、早速代表チームのプレゼンテーションへ（発表順）
５組 「出会い～ザ・青春～」
高校生限定、学校外での交流機会を増やすためのアプリケーション！
AIを組み込み、不適切な言葉等をチェックする機能を搭載！身分証と顔認証で、安全対策も万全！！
３組 「病院の待ち時間を減らすために」
症状等を登録、申請することで病院の予約ができます。待ち時間なども把握でき、紙カルテのやり取りする時間の短縮できます。医療従事者の働き方改革にもつながる電子カルテアプリ！
６組 「服装の自由～バーチャル化～」
オシャレに自信のない人（担任）、服装選びが面倒な人の為に２つのアプリケーションを提案！
自分そっくりなアバターを登録し、オンライン上で試着ができる「アバターコーディネート」と、自身が持っている服を登録しておくと、天気や場面に応じて自動的に服を選んでくれる「バーチャルクローゼット」
４組 「エネルギーを大切に！」
家電の消し忘れを通知し、更には遠隔操作で電源OFFに！
防犯と省エネを両立した、一家に一台「家電ワカル君」！
国からの補助金制度を適用し、税込みナンと4980円！！
１組 「電車のタイルと色の統一」
地図の読み取りが苦手な人っていますよね？特に日本の大きな駅は、色々な路線があって大変。
外国人の観光客にも優しくない！ということで、TQLA（Ticket QRcode Load Application）の紹介です。
駅ごとに色を決め、ホームのタイルに色を付けることで、色をたどるだけでその駅に着くことができるよう誘導する。（色と同時に▲、♦などの模様を入れることで、色覚特性の方にも対応）
切符にQRコードを印字し、読み取ると乗り間違い防止や乗り換え案内をするアプリにつながります。
２組 「最新機器で軽量化～教科書の持ち歩きが少ない社会～」
小学生のランドセル（中見込み）の平均重量はおよそ５㎏！一人一台端末の登場で、重量もアップ！
なので、教室の机にタブレットを固定して、教科書類の持ち物を減らしたい！
でも学校の机をすべて改造するのは逆にコスト高に・・・なので、タブレット埋め込み可能な天板を追加装着！埋め込み式なので、書き込みも楽々、滑り落ちも心配なし！外せば実技科目では今まで通りのスペースが確保できます。試作品の紹介もありました。
各クラス、堂々とした発表が行われました。
発表の後は、審査員の先生との質疑応答。鋭い質問にも、対応し、ハキハキ答えていたのが印象的でした。
投票と休憩を挟んで・・・卒業生講話
毎年、本校卒業生が高校生にアドバイスをくれる貴重な時間。今年のゲストは、44期生徒会長（現、大学4回生）でした。
「与えられない人生～自分で未来を切り開く～」と題しての講演
① 就職活動は人物重視の早期選考が狙い目。3回生の夏に勝負をかけよう！
課外活動やアルバイトでで人生経験を増やし、面接等を有利に進めよう！
② 高校生活までは、与えられることが多い（答えやゴール）
これからは、誰からも何も与えられない。自分で挑戦し、納得のいく自分になれるよう頑張りましょう！
まさに、卒業式で歌う「正解」の歌詞ですね。
「なに一つ見えない 僕らの未来だから 答えがすでにある 問なんかに 用などはない」
続いて、選択科目「進路教養」の受講者が作成した動画発表。
様々な場面で目にする動画。裏を返せば、それだけ動画作成のスキルが求められているということ。
授業を通して、動画作成の大変さや注意点を学んできたグループの作品発表でした。
いよいよ、結果発表！
生徒と教員約240人による投票の結果、クラス代表（優秀プレゼンテーション賞）の中で見事最優秀賞を勝ち取ったのは・・・トップバッターを飾った５組「出会い～ザ・青春～」でした。
表彰式の後は、企画者の学年代表から熱いスピーチ。
最後は今日の取組までをまとめた動画で48期生の貝南サミットは閉幕しました。
