地域校とのつなぎ支援

病弱部では、ZoomやTeamsなどのアプリケーションを使い、地域校とつながる『つなぎ支援』を行っています!今年度は、JKA補助事業 アバター実証実験に参加し、ICTを活用することによって、子どもたち一人ひとりに合った学びの実現を目指した最先端技術トライアルを実施しています!国立大阪医療センターでは、左右に300°上下に90°自由自在に遠隔操作が可能な『kubi』使用し、地域校との交流を行いました!タブレット端末と繋ぎ、専用のアプリケーションを使用することで、自分の分身になり、まるで相手が目の前にいるかのような感覚を思わせてくれるタブレットスタンドのことです。上下左右を自分の意思で見回せることができるので、黒板など見たい方向を見たり、友だちとの会話を楽しんだりしていました。また、地域校からサプライズで誕生日会をしていただき、クラスのみんなから、ハッピーバースデ-トゥーユーの歌と折り紙の作品のプレゼントをいただきました。「誕生日を病院で過ごすことが嫌だったけど、たくさんの人に祝ってもらって忘れられない誕生日になった♪」と、とても喜んでいました。

今回の取り組みを貴重な財産として捉え、学校の実状と児童生徒一人ひとりの教育ニーズに応じた、新しい学習スタイルの構築及び充実を目指して、ICT技術を活用した取り組みを今後も、継続して進めていきたいと考えています。