次に、中学部の授業について紹介しました。理科で種まきをしたはつか大根を庭園で育てて継続的に観察し、イラストも添えた観察日記は15枚仕上がりました。国語科の授業で成長の記録や感想を書き、英語科の授業ではそれを英訳して併記しました。社会科の授業では、はつか大根の歴史を調べ、レポートとしてまとめました。5日間継続撮影をした発芽の様子は高速再生で2分半の動画にし、情報科の取り組みとしてその動画に合わせるBGMを選択しました。印象の違いを感じながら聞き比べて選択し、教科横断的に学んだ成果を発表しました。教室の前には国語科で取り組んだ遠足の作文やエッセイ、いろは歌、書写の作品、数学科で取り組んだ「メビウスの輪を切るとどうなるか」のレポート、家庭科で作ったポケットティッシュケースやミサンガ、情報科で取り組んだプログラミングによるショートアニメ作品などを展示しました。
最後に、テーマソング「この地球の続きを」に手話をつけて歌いました。緊張しながらも発表やナレーションの声は明瞭で、たくさんの学びの成果をご覧いただくことができました。