令和元年7月5日号

「学校経営推進費事業」について  

前号の学校だよりで、大阪府教育庁の事業に本校が選出され、「みのおしえん  パワー自立活動プロジェクト~パワープレート等で自立活動の充実を~」の計画を進めることをお伝えいたしました。保護者の方から「もっと具体的に教えてほしい」のお声をいただきましたので、詳細をお伝えします。 パワープレート○Rとは、25Hz~50Hzの振動を作り出すエクササイズマシンです。その上にいる私たちに「3次元ハーモニック振動○R」による前後・左右・上下の刺激を与えます。プレートが動くことで作られる不安定な環境により、体にある固有受容器(センサー)は、姿勢維持するために必要な情報を発します。普段あまり動かしていない体の部位など、体全体が刺激されることによって短時間での筋力アップ、バランスアップ等が期待できます。(参照:https://power-plate.co.jp/) その他、いくつかのフィットネスマシン等を導入予定です。これらの機器も活用しながら、自立活動の更なる充実を図ることにより、児童生徒の健康度や身体能力の向上や、主体的に自己の健康づくりに取組む意識づくりをめざします。

その他、本校は平成29年度にも大阪府教育庁の事業に本校が選出され、「みのおしえん どこでもカフェ プロジェクト ~屋台カフェで地域へ発信~」の3ヵ年計画の中で、今年度3年目で進めています。 昨年度は、納涼大会での出店や、授業参観での出店、学校運営協議会で来校された委員の方々へのコーヒーサービスなど、様々な場所で児童生徒が活動をしてきました。今年度も、納涼大会への出店が決まっております。高等部の生徒が真心こめてアイスコーヒーを提供いたします。当日は、ご声援のほどよろしくお願いいたします☆ 本校では、どこでもカフェを通してキャリア教育を推進し、全ての児童生徒の願いに基づいて、ライフステージや発達段階に応じた課題や役割を果たすことで、意欲や生きる力を身につけ、社会参加と自立及び豊かに生活する力を育むことを目標としています。

「福祉・医療関係人材活用事業」について

福祉・医療関係人材活用事業とは・・・ 府立支援学校において、在籍する幼児児童生徒の障がいの重度・重複化や多様化に対応するため、福祉医療関係の専門性を持った人材(PT/OT/ST/臨床心理士)を支援学校に配置する。自立活動の授業において専門性を発揮し、教職員にアドバイスや実技指導等を行う。※福祉医療関係人材活用事業要綱より一部抜粋

今年度も「福祉・医療関係人材活用事業」を通して、7月1日(月)より本校に理学療法士/作業療法士/言語聴覚士/臨床心理士の方が来校されます。数少ない時間数ではありますが、学校生活のあらゆる場面においての具体的な指導方法等について、専門家から助言を受け、教員の指導力向上や専門性を高めていきたいと思います。