11月も半月が過ぎました。11月は、霜が降る月という意味で「霜月」ともいいますね。霜月について、平安末期の歌人・藤原清輔(ふじわらのきよすけ)は『奥儀抄(おうぎしょう)』で、「十一月(しもつき)、霜しきりに降るゆえに霜降月(しもふりつき)といふを誤(あやま)れり」と、多く霜が降る月が誤って霜月になったと記しています。11月の霜月説はこの藤原清輔の解釈がほぼ定説になっており、異説はあまりありませんが、陽光が弱まり、ものが「凋(しぼ)む月」が霜月に転訛したとする説があります。月の別名としては、冬籠りをする前の雪を待つ「雪待月(ゆきまちづき)」、雪を見る「雪見月(ゆきみづき)」、10月に出雲に出向いた神々が帰るので「神帰月(かみきづき)」、収穫感謝と来年の豊作を願う里神楽が各地で催される「神楽月(かぐらづき)」、昔の歌舞伎役者は芝居小屋と1年契約で、旧暦11月の興行で華やかにお披露目するところから「顔見世月(かおみせづき)」、また、旧暦11月を「子(ね=ねずみ)の月」とも呼び、子の月1日は芝居の世界では元日でした。他にも暢月(ちょうげつ)、建子月(けんしづき)などがあります。 英語での月名Novemberは、「9番目の月」の意味で、ラテン語で「第9の」という意味の「novem」の語に由来しています。実際の月の番号とずれているのは、紀元前46年まで使われていたローマ暦が3月起算で、3月から数えて9番目という意味があります。
芸術鑑賞会
11月7日(木)に芸術鑑賞会がありました。今回は、TEAMパフォーマンスラボのクラウンサーカスの方々によるサーカスショーでした。道化師(クラウン)のみで構成されていて、パントマイム・ジャグリングなどおもしろおかしく演じるコメディーショーを楽しみました。
どこでもカフェ校外初出店!!
11月8日(金)、中学部2年生が校外学習で、みのおライフプラザでどこでもカフェをオープンしました。 生徒の「どこでもカフェはじめまーす!」の声でスタート。長蛇の列が絶えず大盛況の中、たくさんの方にコーヒー(61杯)や手作りコサージュ(31個)を購入していただきました。生徒たちは、今までの授業で積み重ねてきた成果を十分に発揮して、落ち着いて接客していました。また、豊中支援学校中学部のミニ演奏もあり、交流も楽しみました。