令和2年10月7日号

箕面市立の小中学校への出前授業

本校では、5年前より箕面市立の小中学校を対象に「人権に関する出前授業」を行なっています。

今年度は、コロナ禍の影響で、箕面市立の小中学校でも、全校集会や学年集会などの実施が難しい状況が続いています。そんな中で箕面市立第3中学校(2年)から出前授業の依頼がありました。実施形態を工夫して、197名の生徒を対象に「多様性のある社会」と題して、見え方や考え方、個性やコミュニケーション方法まで多様性にあふれ、その中の自分や友だちを大切にしようという内容の授業を行いました。また、同じ箕面市内で学ぶ「箕面支援学校」の紹介もしています。本校のことを知らない生徒もいましたが、これを機会に心でも繋がることができれば嬉しく思います。

~事後感想文より~

一人ひとり考え方や得意・不得意なことが違うということが分かった。特に音や声の聞こえる大きさは人によって違うと知って、急に大きな音を鳴らさないように気をつけたいと思う/個々で考え方が違うことを改めて気づいた。友だちや兄弟の考えをすぐに否定しないようにする/自走車いすで移動する時に2cmの段差を上ることが困難なことを知って、この社会では困る場所がまだたくさんあることに驚いた/障がいとは社会との壁でありバリアフリーやユニバーサルデザインをもっと増やしていきたい/一人ひとり個性があって自分の「普通」を相手に押し付けてはいけない/箕面支援学校のことを初めて知りました。家に帰って家族にも伝えようと思います/通学バスは見たことがあります。これからはよろしく♪  など

小学部6年・豊中支援学校とのWEB交流

9月24日(木)の午後の授業で、豊中支援学校の同学年の児童とのWEB交流を通じて、それぞれの学校の特徴を学びあい、近隣の支援学校に在籍する友だちとの関わりを深めました。コロナ禍で実際に会っての交流は難しいですが、インターネットを使い、箕面支援学校の小学部6年生、豊中支援学校6年生が自己紹介や相互の学校紹介クイズなどで学校間交流をしました。大型モニターを通じた会話に、子どもたちの「驚き」や「不思議」の表情が印象的でした。箕面支援学校でお馴染みの「スマイル体操」で一緒に体を動かして、たくさんの笑顔にあふれた素敵な時間でした♪

体育の授業参観がありました

今年度は、新型コロナウイルス感染拡大予防のため運動会が中止になりましたが、児童生徒が目標をもって「体育」に取組めることができるように体育的活動の参観の場を設けることになりました。秋空の下、各学部で活気あふれる授業となりました。(9/29高等部 ・ 9/30中学部 ・ 10/1小学部)

ご参観ありがとうございました。

【授業紹介】

小学部 1.2年『チェッコリ玉入れ』  3.4年『ダンシング玉入れ』  5.6年『GUTS!!玉入れ』

中学部 A.B.Cグループ『ビッグウェーブ』

高等部 A1グループ『コロコロスライダー』 A2グループ『棒サッカー』 

B1グループ『スプーンリレー&エクササイズダンス(香水、夜に駆ける)』

B2グループ『スポーツテスト』

Cグループ 『ローリングオンザクロス』