令和3年2月12日号

『どこでもカフェ』を実施しました

 緊急事態宣言が発出され、保護者の皆様におもてなしをする予定だった小学部2~6年生の「どこでもカフェ」は、今回、児童生徒や教員がお客様役になり取り組むこととなりました。実際にコーヒーを飲んでもらうことができず、例年とは違い制約条件が多い中での実施となりましたが、自分の役割を意識して、責任をもって仕事に励んだり、接客を通して積極的に人と関わったりと、来年度に向けてのステップアップをすることができました。来年度はぜひ保護者の皆様においしいコーヒーを飲んでいただきたいです。中学部は授業でコースターを作成したり、接客練習をしたりしており、2月3週目にグループごとで実施予定です。

本校は「どこでもカフェ」を通じてキャリア教育に取り組んでいます。本校のキャリア教育とは、すべての児童生徒の願いに基づいてライフステージや発達段階に応じた課題や役割を果たすことで、意欲や生きる力を身につけ、社会参加と自立および豊かな生活をする力を育むこととしています。

進路より活動内容の報告とお知らせ

高等部3年生の進路決定にかかる体験実習は、7月21日から延べ56件(110日)実施しました。今年度は、体験実習の開始が遅れましたが、3年生のほぼ全員が進路を決定しています。体験実習では、学校にいる時のようにリラックスした表情や声を出している人もいれば、緊張感をもって学校以上の集中力で作業に取り組んでいる人など、それぞれの力を出しながら新しい環境の中でもがんばっていました。

 今年度、本校の校区内に新しい事業所が9カ所開所しました。新規事業所の情報については、後日配付する「進路からのおしらせ」をご覧ください。

今年度は、全校保護者対象の行事である「日中活動事業所相談情報交換会」と「夏季施設見学会」を開催することができませんでした。次年度については、どのような形で行うことができるのかを検討中です。詳細が決まりましたら、お知らせします。引き続き進路支援へのご理解とご協力をよろしくお願いします。

学校より

2月1日に栃原恵教頭先生が着任し、児童生徒の皆様とは挨拶ができましたが、緊急事態宣言が延長され保護者の皆様と直接会う機会が少ないのでこの場を借りて自己紹介をさせていただきます。

吹田支援学校から来ました栃原恵(とちはらめぐみ)です。毎日いろいろな表情を見せてくれる子どもたちに会えることが楽しみです。1日も早く学校に慣れるようにがんばります。どうぞよろしくお願いいたします。