11/4 英語deレッスン+国際交流

懇談期間中の11月4日(木)午後に、「英語deレッスン+国際交流」という研修を実施しました。

大阪成蹊大学経営学部国際観光学科よりデイヴィス恵美先生を講師としてお招きし、「イギリスのクリスマスにおける食卓を通して考える異文化理解」をテーマに1年生から3年生までの希望生徒に向けて約2時間のオールイングリッシュでの研修を行いました。

前半は、デイヴィス先生よりイギリスのクリスマスについてお話をしていただきました。イギリスのクリスマスでは、家族との時間を大切にして過ごすこと、また、BandAidという活動や'Twas the Night Before Christmasという詩の動画を見せてくださりクリスマスの時期にチャリティ活動が盛んに行われることなども教えていただきました。

後半は、「日本の物を1つ外国人の友達に教えるにはどのように伝えるか」という課題が生徒たちに与えられ、プレゼンテーションを行いました。たこ焼き、アイドル、ジブリ、着物、子どもの日、おせち料理など各々が紹介したい事柄を調べて英語で発表しました。デイヴィス先生からは「短時間の準備にも関わらず、しっかり伝えられる内容を盛り込んでいて、英語で上手に伝えられている」と褒めて頂きました。

事後アンケートでは、「異文化理解、という言葉はよく耳にしますが、漠然とし過ぎていて、具体的にどういったことが異文化理解なのか、ということを今まで深く考えたことがありませんでした。しかし今日の授業で、相手と同じ目線に立ち、互いに共通であるものに言い換えるなどをすれば、たとえ相手の国には無く伝えにくい文化でも、その面白さや興味深さを共有することができるのだと学べました。また自分が相手の国の文化を知る際にも、自分の知っていることだけが全てではなく、その背景には宗教的思想が関係していたりするのだと頭に置いておくのが大切だと思いました。」と言う意見がありました。

今回の研修は、生徒たちにとって異文化理解について深く考えるきっかけになってくれたと思います。