12月3日、保育実習Ⅱの授業で、ゲストティーチャーとして南海福祉看護専門学校から小川夕也先生をお迎えして、「スケッチブックシアター」について出前授業をしていただきました。スケッチブックシアターとは絵を重ねる絵本のようなもので、スケッチブックの1ページにいくつもページを重ねることでストーリーを発展させることができます。今回は『わたしのオススメフルーツサンド』を作ります。
スケッチブックシアターは子供たちと「今日はなにをたべましたか」という話をするときのコミュニケーションに使うことができます。そこから子供たちがサンドイッチを作りたいと言ったら、一緒にサンドイッチ屋さんごっこをして、メニューを考えたり、お店の人やお客さんの役になったりと遊びを発展させることもできるコミュニケーションツールです。
また保育の現場ではプリント類を先に配布すると子供たちは受け取ったことで終了した気持ちになって、後の説明が聞いてもらえにくくなるので、説明が終わってから配布することが多いなど、実際の経験に基づいたお話もしていただきました。
生徒の皆さんのすてきなアイデアがつまった、いろどりも鮮やかなフルーツサンドを見ていると本当においしそうに見えてきておなかがすいてきました。丁寧で分かりやすい説明で実習をしていただきました小川先生、本日のためにご準備や調整をしていただきました南海福祉看護専門学校事務室の武内様、ありがとうございました。