中国からの留学生の最終登校日

 中国からの留学生・徐暁寒さん(浙江省寧波出身)が、3月6日(月)に最終登校日を迎え、クラスにお別れのスピーチを行いました。暁寒さんは政府(文部科学省)の事業「アジア高校生架け橋プロジェクト」で来日し、昨年7月8日からみんなと一緒に勉強していました。

 留学中の一番の思い出は東北への修学旅行だそうです。同じ部屋の友達とおしゃべりしたり、一緒にお風呂に入ったりしたことがとても新鮮な経験だったようです。また、写真部に入って神戸や奈良に撮影旅行にも出かけました。一人っ子の彼女にとっては、ホストファミリーの家で弟ができたことも嬉しかったことの一つだったそうです。留学中にたくさんのことを経験して、来週帰国します。

 最後に、留学期間を振り返っての彼女の文章を紹介します(原文のまま)。

「留学して自信がつきました。留学が私に与えた自信は、世界の多様化を見せてくれて、この世界には本当に多くの種類の可能性があるということを私に教えてくれました。私の人生にはいくつもの道を選ぶ選択肢ができて、私にもっと新鮮な試す勇気を持たせてくれました。成長と思考の広がりはこの留学という旅の最も貴重な贈り物です。私はこの純粋で楽しい時間を大切にとっておきます。これからはどこにいても、地に足をつけてその一つ一つの経験から成長していきたいです」