今日は久しぶりの快晴になりました。やはり天気がいいとみんなも元気です。最後の授業という今日は、みんな寮を出る前にお土産を持っていく姿が目立ちました。明日に持っていくというメンバーもいましたが、みんなそれぞれにお土産を交換するメンバーを見つけているようです。






午前の授業は、自分の街をアピールするポスターを作成したり、天気や時間についての勉強をした生徒もいるようです。日記を見ていても、みんな積極的に話をしていたり休み時間にはいろんな国の学生たちが集まるラウンジに進んではいっていく姿が目立ちます。
午後のアクティビティは、いろんな都合でほとんどのグループがいないので好きなことをしてもかまわないということでした。前半は2つに分かれて近くの町までショッピング、もう一つは体育館でスポーツの選択でした。多い方のショッピングに付き添うことにしました。
歩いていける最寄りの街は約20分。その間はずっとこのような何もないところをただひたすら進んで行きます。なんてことのない歩いているだけの写真ですが、これだけの天気と自然がみんなの笑顔を引き立ててくれます。
真ん中の赤い服を着ている人がスタッフです。信号で止まっている間もみんな楽しく会話するようになりました。今までは聞く一方だった生徒が、いろいろと話しかけていく姿は、2週間での大きな成長だと言えると思います。積極的に話せるようになりました。確かに完ぺきな英語で流暢に話せるというレベルにはもう少し遠いですが、話してみるけどまだまだできないことが多くて、もっと英語を話せるようになりたいという知的好奇心を引き出せているところにこの研修の一つの目的があると考えています。前向きな生徒たちを見ていて成長したな、と実感します。
スーパーマーケットの様子です。冷凍食品のカウンターの上に大きなペットボトル...。なかなか日本では見かけない光景ですよね。この両端2列、すべて冷凍食品なんです。アイスのところで止まっている生徒たちです。食べたくてしょうがないのですが、何しろひとつあたりの単位が多くてたくさん入っている。そこで生徒たちは葛藤に悩んでいる瞬間を背後から押さえました。
実は、私も生徒に負けず楽しませてもらっているんです。この写真は、アクティビティ終了後に、フットボールアカデミーというサッカーを学ぶために来ている生徒たちとサッカーをした後の写真です。アカデミーのコーチと話す機会があり、同じグループリーダーとして私もすごく仲良くなりました。向こうはフランス・イタリア・ドイツなどのサッカーで有名な国の学生たちです。何らかの形で交流をしようということで、わずかな時間をぬって日本vsアカデミーの試合を行いました。このアカデミーには日本からの参加者もいて、彼にはこっちのチームに入ってもらいました。私は走れないのでキーパー役でした。みんな頑張って3-3の同点で試合を終えました。かなり疲れましたが、生徒たちにとってもすごくいい経験になったと思います。
夕食を食べて、イブニングアクティビティに移りました。カジノナイト、という題目だったのですがスタッフの事情により急きょフリスビーなどのアクティビティに変更になりました。生徒たちはカジノを楽しみにしていたので残念でしたが、変わっても楽しくやっていました。
繰り返しですが、この明るさでもだいたい8時半ぐらいなんです。
土曜日はオックスフォードに出かけるので、寮内の学校での行事は明日で終わりとなります。はじめは1日がすごく長く感じていた生徒たちも、残りの日数が限られてくると早かったなぁとしみじみしています。荷物のパッキングもそろそろ始めるように言っています。残りの日々をいい形で過ごしてほしいと願っています。
やはり好天は天の恵みですね。生徒たちの元気そうなこと!
昨日まで不安定だった日本の天候も、今日あたりから好転し始めました。堺はさわやかな(?)青空に覆われています。
皆さんが帰国されるころには、猛暑日&熱帯夜が××日連続!という感じでお迎えすることができるのではないかなと・・・。
堺は本当に暑い、まだ明日から2度上がるらしいです。
イギリスはさわやかそうで本当にいいですね。
一昨日は堺の大浜の大魚夜市、昨日はPLの花火でした、見物に行った泉陽生もたくさんいたようです。堺はいつも通りの夏休みを順調に過ごしています。
コメントありがとうございます。
こんなコメントをすると驚かれるかもしれませんが、こちらの気候に慣れた今では、日本は暑いとわかっていながらイマイチその実感がわかないです。出発前の暑さはよくわかりますが、この場にいるとたった2週間だけでもイメージしにくいです。慣れって怖いですね。
コメントありがとうございます。
日本は夏のお祭りで楽しそうですね。ただ、こちらの生徒はそんなにそれをうらやましがるような話はないですね。自分たちのイギリスでの貴重な時間の方がいいと感じているのか、ただ僕のヒアリング不足か…。
なかなかこちらには風情を愉しむという習慣がないのか、あまりそういう体験はありません。四季を愉しむ日本っていいなと思います。
お疲れ様です。
気候も良く、そちらにも慣れて来たら、帰るのが嫌になってくるでしょうね。わかります。こちらには、暑さだけではなく、日常の生活が待っていますから…。でも、イギリスにいる事を勉強だと思わずに居れてるというのはいいですね。英語環境が不安だった子供もそうなのでしょうね。早く帰りたいという生徒さんはいないのですね。素晴らしいです。夜も明るく長いようなので、子供にとっても楽しめる環境なんでしょうね。もちろん、朝もきちんと起きれてますよね⁉服を見ても洗濯した事がわかります。帰国後、どれだけ自分の事ができるのかが楽しみです。
最寄りの街への移動風景。
みんな固まって歩いていますね。
他の国の方たちはどうなんでしょうか。
>前向きな生徒たちを見ていて成長したな、と実感します。
これはもう率直に嬉しいです。
帰ってきたらまるで別人・・・とまではいかないでしょうが、
話をするのが今から楽しみです。
今回のブログを拝見していて思うのですが、
これだけたくさんの異国の人と触れ合うことができるのは、
英国に行っているからでしょうか。
日本に居ながらにしてこのような体験ができる場があればいいなあと思います。
研修もあと僅かですか。
肩の力を抜きつつ、皆さんが充実した時間を過ごされるよう願っております。
コメントありがとうございます。
日常の生活ということですが、ここでもやばい、と言いながら生徒たちは夏休みの宿題をがんばっています。朝は、食堂に行く前に寮の前で集合してから朝食に向かっています。健康チェックを兼ねています。洗濯も自分たちの都合のいい時間にやっています。乾燥機を使う生徒もいれば、自分たちでロープを付けて干している生徒もいます。
きっと帰国した時に何でもやってくれていることに感謝する気持ちが増していると思います。
コメントありがとうございます。
集団で移動するのは学校の外なので他国の学生たちも一緒です。イギリスは信号が変わるのが驚くぐらい早いです。青になったと思ったら30秒ぐらいで点滅し赤に変わります。生徒たちも何か所も遠足に行ってよくわかっています。知らない街で見失ってはいけないのでできるだけ1回で渡りきれるように小さく行動します。
このような他国の人々と触れ合えるのは、今回の語学研修を決定する際にも重要視しました。まずは英国の本場の英語を学べるという点とイギリスの位置によるものがあると思います。
イギリスの周辺国は英語を使わない国が多いです。フランスはフランス語、イタリアはイタリア語、など独自の言語体系があります。しかし、グローバルを目指すなら当然ながら英語の習得は必須です。そうした人々にとって、イギリスで英語を勉強するのは比較的近いし本場の英語を身につけられるという点があります。この学校もほとんどの学生はヨーロッパや中央アジアといった国からです。アメリカに行くよりも近くて安いからだそうです。
日本にも身近にこういう場所や機会があればいいですね。帰国後に興味を持って積極的にチャレンジしてほしいと思います。
目の前に時計が2つ。
日本と英国に合わせています。
「もう返信がでてる!夜中の3時やで!」
「違うで。昼の3時やで」
日本に残った家族3人でああだこうだと言いあっています。
英国に合わせた時計を壁に掛けた時にも思ったのですが、
なぜか日本時刻より先の時間と思ってしまうのです。
どなたか英知のある方、理由を教えてくれませんか。
>イギリスの周辺国は英語を使わない国が多いです。
んーーん。なるほど。
これは面白い話を聞くことができました。
ヨーロッパ各国の公用語は?と考えればすぐに分かることです。
やはり見方、立ち位置の問題でしょうか。
勉強になります。そして楽しいです。
今まで気づかなかったことに気づくことができる。
これがどれだけ貴重で楽しいことか。
いつか実感して欲しいです。
率直に我が子が羨ましくなります。
残り少ないですがよろしくお願いいたします。
コメントありがとうございます。
時差については、なかなか難しいですね。GMTが日本は+9となっています。世界の標準時がここイギリス・ロンドンにあります。ですので、9時間ロンドンの時間にプラスすればよい、ということで生徒たちには伝えました。ロンドンはサマータイムがあるので、日本との時差は現在8時間となっています。そのため、こちらからは8時間足せばOKです。
間違えやすいのは、アメリカと比較するからではないでしょうか?アメリカは日付変更線を越えるのでアメリカとの時間比較が頭にあるとイギリス時間が先に進んでいると思われるかもしれません、あくまでも推測ですが。
あとはついでの補足になりますが、ヨーロッパ諸国の言語についても、英語とは語順であったり、単語の作り方が似ているものが多いので吸収が早いと感じました。中国語の漢字を見て、中国語のわからない日本人が何となくその漢字から連想できる、そうしたものがあると思います。
フランスからの方とお話をしていると、言葉の端々に英語だと思ってフランス語が出てくるのも納得できました。