4月14日、今日も校内は静かだった?

 今日は穏やかに晴れました。生徒の皆さんの学習計画は順調に進んでいるでしょうか。こんな日は、少し外の空気も吸ってリフレッシュしたいですね。人が密集するところでなければ、散歩もいいそうです。

 私も校長室を出て、校内巡回です。玄関ホール前の花は相変わらず美しく咲いています。中庭の人工芝を抜けて、体育館のほうへ歩いていくと、更衣室あたりから何やら激しい水音が。

 音の正体は、これでした。さて何でしょう?

 体育の先生方が、男子更衣室の掃除をしていたのです。2・3年の男子はよく分かりますよね。あれです。高圧洗浄機とデッキブラシの威力で、あの汚れがどんどん落ちていきます。先生方、お疲れさまです!男子の皆さん、学校再開後の楽しみが増えましたね。きっと快適ですよ。

 続いて、南館を4階から巡回していきます。2階まで降りてくると、教室から話し声がします。のぞいてみましょう。

 おや、1年の先生方ですね。明日の第2回の送付物の準備中でした。梱包されているのは、天高生の強力な学びの助っ人、化学ノートです。

 明日は、3学年とも、皆さんに届ける課題などの発送作業を予定しています。生徒の皆さんの声こそ響いていませんが、今日も決して静かではない校内でした。

 先生方は、学校が再開して皆さんを迎える時のために、今できることを懸命に考えて取り組んでいます。私たち教職員も経験したことがない状況です。まさに正解のない問題なのです。「今までどおり」が通用しない世界に入っていくのだとも言われています。その中で、「学校の意味は何か」が問われています。生徒の皆さんがいない校内を歩きながら、学校とは「人が集い、話し合い、高めあう場」なんだと改めて思いました。皆さんにとって、学校とは何ですか。今度登校したら皆さんの考えも聞かせてくださいね。

 最後の一枚は、3階の渡り廊下から見たオレンジ色に染まる西の空と暮れゆく中庭の風景です。

今日の一日が皆さんにとって充実した良い日であったことを願っています。

 では、また明日。

 令和2年4月14日 学校長