校庭は明るい花に彩られ...

 天高生の皆さん、今日はどんな一日でしたか。リズムをしっかり作って家庭学習を進めることができていますか。皆さんのところに届いている課題や教材は、5月6日までの休校期間の学習のために、それぞれの学年・教科の先生方が計画的に組み立てたものです。(学年によって、まだこれから届くものもあります。)

 中にはオンライン型の補助教材を含んでいるものもあり、既に動画で勉強した人もいるかもしれません。今学校では、5月7日からの学習の進め方を様々に検討しています。状況次第では、オンライン授業を実施することも視野にいれて準備を進めているところです。皆さんには、今はまず取り組むべき課題にしっかり取り組み、期限までに仕上げて次に備えてほしいと思います。それがとても重要です。

 ちょっと固い話になってしまいましたが、皆さんの各学年ブログからはそれぞれ素敵なメッセージが届けられていますよ。もう読んだかな。

 私は今日も合間を見て校内を巡回しました。事務室前プランターのチューリップの姿は一度お届けしましたが、花がさらに大きくふくらんで優雅な姿を見せていましたので、目の保養にまずは一枚。

 おや、誰か人が写り込んでしまいました。植込みのところです。誰かな。2・3年生の皆さんはご存じですよね。

 そう、校内の施設や設備、樹木の整備を担当されている本校の技能員さんです。これまで校内の美しい花や樹木を皆さんに紹介できたのは、実は、毎日技能員さんが世話していただいているからなんです。学校が明るくなって、皆の心を癒すことができればと頑張ってくださっています。

 私たちが普段何気なく快適な場所で過ごしていられるのも、実は、誰かが私たちが見ていないところで(あるいは見えていても気づいていないところで)心を砕いているからではないでしょうか。「当たり前」が本当は「当たり前」ではないことに気づくことが大切だとある天高の先生が言っておられました。皆さんが今毎日長い時間を過ごしているご家庭も、その快適さを保つために心を砕いている人がいるおかげだということに思いを馳せてもらえたらと思います。

 ところで、技能員さんは植込みのところで何をされていたのでしょうか。近づいてみましょう。

 おお、植木の散髪ですね。少し伸びてきた枝の刈り込みをされていました。

 うん、すっきりしましたね。植木も気持ちよさそうです。いつも本当にありがとうございます。これからも癒しの花や樹木を楽しみにしています。

 令和2年4月21日 学校長