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今年度最後のアカデメイア、そして今日から校内作品展

 2月、如月に入りました。

 今日は今年度最後の17回目の天高アカデメイアがありました。対面のアカデメイアは3回目です。

空間情報科学がご専門の大阪市立大学の先生に、リモート・センシングについて、英語で講義をしていただきました。

お話はとても分かりやすく(日本語で補足を入れていただく場面もありました)、ハトにカメラをつけて飛ばしたというリモート・センシングの最初の歴史から、現在の人工衛星の画像処理に至るまで、基礎の考え方も含めて詳しく説明されました。

印象的だった言葉に、dataは処理されて初めてinformationとして意味を持つというお話がありました。なるほど、一つ一つの単語を正確に認識して使うことが大切なんですね。また、人工衛星の画像から植物の健康状態が分かるというのも驚きました。緑色を反射するクロロフィルの状態を測ることで分かるのだそうです。実際、農業分野では活用が進んでいるというお話でした。

 今年も、幅広い分野の専門家に最先端の研究のお話を聞くことができました。皆さん、来年度の天高アカデメイアにも大いに期待してくださいね!

 さて、今日から毎年恒例の「校内作品展」が始まりました。美術、工芸、書道の授業での成果を発表する貴重な機会です。今年は、家庭科の作品も展示されています。コロナ対策のため、校内の生徒のみによる展示会ですが、じっくり鑑賞して、また、ブログで紹介していきたいと思います。お楽しみに。

令和3年2月1日 学校長