6月14日(金)の一学年の人権講演会に、ケニア・ナイロビ在住のフリーライターであり「ウペポ~アフリカの風ネットワーク」発起人である早川 千晶(はやかわ ちあき)さんが、今年も来てくださいました。
富高へは今年で三度目の訪問です。これで在校している富高生全員が早川さんの話を聞いたことになります。ナイロビ最大級のスラム・キベラでのストリートチルドレンのための学校であるマゴソスクールの建設・運営に力を注ぎ、アフリカのみんなの笑顔と、命の輝きを伝える為に日本の各地を訪問されています。今回も、早川さん自身の高校・大学時代の紹介と、マゴソスクールとの出会いを分かりやすく伝えていただき、「学ぶって何?」「生きるって何?」「命って何?」「平和って何?」と、人が人として生きる上での根源的な問いを発し、一緒に考えさせて下さいました。最後に見せていただいた、マゴソスクールの子どもたちが、東日本大震災の被害者を悼んで涙を流して歌ってくれている動画は、生徒たちの心を大きく揺さぶったようでした。
講演の後、来てくれた4人の生徒と食事をしながら歓談したのですが、それぞれが自分の将来の夢を語り、互いに、頑張ることを確認し合ったひと時でした。早川さん本当にありがとうございました。マゴソスクールのリリアンさんと子どもたちによろしくお伝えください