古典の授業で、寺内町の杉山邸を訪問

11月6日(水)4限目。二年生の古典の授業で運よく(?)一時間だけ他のクラスより授業時間が多かったクラスの生徒たちを連れて、教科担当の道籏先生が寺内町の杉山帝を訪問しました。

歩いて数分のところにありますが、生徒たちが足を運ぶことはめったいないのですが、一度足を踏み入れてみると、450年にわたって続いている、自治都市としての誇らしい姿に、圧倒されます。目当ての、杉山邸は、南河内一の大地主であり、杉山家の長女として生まれた、杉山孝子は筆名を石上露子(いそのかみつゆ)といい、「明星」などに短歌・詩・小説などを発表し、与謝野晶子とも交流があった有名な歌人です。
授業の前半は杉山邸前で担当教諭より、露子に関してクイズ形式の解説があり、後半は偶然開かれていた「着物展」を鑑賞しました。明治の息吹を垣間見た一時間でした。「明星」に掲載された露子のもっとも有名な和歌を一首紹介します。日露戦争の開戦に心を痛めた歌です。

   みいくさにこよい誰(た)が死ぬさびしみと髪ふく風の行方見まもる

 

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