学習支援センター「コンパス」がOPEN!

府教委の学校経営支援事業に選ばれ、従来の進路資料室を改装した学習支援センター「コンパス」が運用を開始しました。

この部屋は主に二つの機能を持っています。

 

①「学習見える化システム」

生徒各自の、スタディーサポートや、模試等の成績を集中的に管理し、富高生の過去の実績や外部のデータと比較することで、それぞれが進学目標とする大学の合格可能性を瞬時にノートパソコンの画面上で比較することができるシステムです。自分の学習の様子をパソコン上で確認することができる事で、それを材料に各自の学習計画について相談できる場所です。

 ここでは、生徒はそれぞれIDナンバーを配られており、ID番号を入力することで自分のデータにすぐにアクセスできます。従来の学習指導については、「がんばれ」や「たるんどるぞ」という声かけが多かったのですが、このシステムを通じて、自分で自分の成績を基に、生活を振り返り、結果に責任を自覚できます。さっそく二学年の生徒たちには利用説明会を開き、すでに、昼休みなどに利用している生徒もいます。

 

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②「コンパスイベント」

将来、生徒たちが自分のやりたいことを見つける事を支援するために、少人数で様々な分野で活躍している先輩の話を直接聞ける機会を作り、それぞれが自分が本当にやってみたいことを見つけるきっかけにします。「先輩に学ぶ」をテーマにした集いでは、各分野で頑張っている先輩たちに身近に経験を語ってもらいます。10名程度の小さい単位で実施する、「先輩に学ぶ」場です。第一回目には、大阪市立大学理学部博士研究員の伊形尚久さんに来ていただき「ブラックホールの研究とフランスでの研究生活」をテーマにお話を聞きました。集まった生徒たちは、興味津々に話に聞き入り、質問も活発でした。今後も、理系、文系を問わず先輩をお呼びします。これ以外にも、進路にかかわる様々なテーマで「コンパスイベント」を計画していきます。

 

 

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この部屋が、「自分の将来」や「学ぶこと」について、年齢を超えて自由に話しあえるサロンのような場になってくれればと考えています。