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「私」が暮らす場所を「私たち」でつくるために(人権講演会)【中学】

 寒中お見舞い申し上げます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

新年がスタートして2週間が経ち、生徒たちも学校生活に慣れてきたように感じています。

さて、昨日中学3年生を対象に人権学習の一環として講演会を開催しました。

この度はとよなか国際交流協会から三木幸美様を講師にお招きし、

『「私」が暮らす場所は「私たち」でつくるために』という演題でご講演いただきました。

 三木さんの生い立ちから現在に至るまで体験されたことや思いなどを生徒たちに語りかけていただきました。

 また、講演の中では「自分の気持ちを大切にすること」「相手の気持ちをわかろうとすること」「誰かの気持ちをわかろうとすること」など具体的なエピソードをもとに生徒にお話しいただきました。

  生徒たちは真剣なまなざしで三木さんの話に聞き入っていました。生徒の心に響くご講演をいただきありがとうございました。

 人権と聞くと、何か難しく考えてしまいがちですが、誰もが生まれながらにして持っている、人間として幸せに生きていくための権利です。私たちは誰もが幸せになりたいという願いをもって生きています。しかし、私たちのまわりにはさまざまな人権問題が存在していることが事実です。

 この講演をきっかけに人権問題について気づき、互いに尊重し、協力しながら課題を解決していこうとする姿勢が育つことを期待しています。

大阪府立富田林中学校長 大門 和喜