昨日(12月10日)、5限から7限までの3時間連続で、高校2年生の「探究Ⅱ」の口頭発表会が行われていました。発表班は全10班で、物理や化学、生物などの分野におけるバラエティに富んだテーマで、3時間という長さを感じさせない、実に面白い内容をプレゼンしてくれました。
SSH運営指導委員の先生方も参観くださって、それぞれから講評いただきました。京都大学の常見先生はZoom参加で講評してくださいましたが、本校の笑いに包まれた質疑応答を「素晴らしい」と褒めてくださいました。確かに発表者も聴衆も、プレゼンの間は互いに真剣で、時にピリピリした緊張感も漂っていましたが、質疑応答は比較的自由な雰囲気で、かつ全体が各班の成果発表を尊重しているように私は感じました。富高の良さ、生徒たちの素敵な面を改めて実感した次第です。
以下、発表班のテーマをご紹介します。
【発表順】
1.生物班「納豆が出来るメカニズム」
2.物理班「磁石と鉄球を活用した免震装置の開発」
3.数学班「コラッツ予想」
4.生物班「カボチャのアオカビの発生を抑制するには」
5.乳酸菌班「乳酸菌とカリウムの関係性」
6.物理音班「音の重ね合いによる音量の増減について」
7.毒班「身の周りの物を使った衛生害虫の駆除」
8.生物班「淡水産クラゲの生存戦略~脱固着する理由~」
9.物理班「紙飛行機と揚力の関係」
10.生物木本班「観賞用ハエトリグサの栄養獲得手段」