課題研究の進捗状況~自分たちの「問い」を立てる~

皆様こんにちは。Vision4担当の国語科:江口です。

課題研究が始まり約一ヵ月半。これまでの進捗状況についてお知らせします。

まず、「なぜ課題研究を行うのか」ということを考え、

それが世の中に山積する様々な問題を少しでも解決するためのものであることを確認しました。

そのためには「問い(=その問題を解決するにはどうしたら良いだろうか?)」を立てる必要が

あるため、生徒たちは自分たちのこれまで得た知識や想像・興味・関心に基づき問いを立てました。

しかし問いを立てるためには、現状どのようなことでイスラムの方々が困っているのか、

どんなことが問題になっているのかを知らなければならないということに気づき、

書籍や論文にあたって現状をその根拠とともに理解したうえで、問題を見つけ、

問いを立てるという作業を現在行っています。

最初は思い込みや想像だけで進めようとしていましたが、書籍や論文にあたることで

「本当はこんなことが問題なのか」「こういうことで困っているのか」

「実はこれはそんなに問題じゃないのか」といったことに気づいたようです。

思い込みではなく、根拠(エビデンス)を示して論理を積み重ねていくこと。

これは研究の基本となります。試行錯誤しながら、少しずつ「研究」が始まってきました。