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平成30(2018)年度『学内留学』(SGH課題研究基礎力養成講座)第1回実施報告

10月6日(土)午前9時、今年の受講生1年生95名、2年生5名 計100名を迎え、六稜ホールで7年目を迎える「学内留学」の開講式が行なわれました。当初、7月7日(土)に第1回学内留学開講式を実施する予定でしたが、豪雨のため延期となり、 3ヶ月遅れの開講式となりました。北野ではimmersion lectureと英語名をつけました。「immersionとは浸すこと」という意味です。「浸すこと」から推測できるように、外国語に浸してしまうことでその外国語を習得させてしまう方法です。例えば理科や社会といったある教科をその外国語で学ぶことで、自然とその外国語を習得するという方法です。


開講式の様子

英語イマージョン授業は英語のネイティブスピーカーである教師が担当します。そして教科の学習の指導には英語だけを使用します。生徒が理解できない時には、必要に応じて簡単な英語表現への言い換え、ボディランゲージ、ジェスチャー、視覚教材など利用できるものは何でも利用します。そして生徒の理解を助けます。授業では教師は生徒とのコミュニケーションに重点を置き、教科内容を理解させることを目的に行われます。そのため文法的な誤りを正すことを控え、生徒が積極的に発言することを奨励します。英語イマージョン教育には生徒への愛情と我慢強さとが不可欠なのです。今年も、カナダ、ニュージーランド、合衆国出身の先生方と、北野高校英語科14名の教員は手を携えて、今後も生徒を英語を使う環境に根気強く「浸して」いく努力を重ねたいと思います。