大阪府立城山高等学校(全日制課程)2007年度暫定ページ

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2007年11月

【学校長より】

文化祭(城山祭)ご報告

 

 11月4日(日)、本校を地域の皆さんに見ていただく機会としては最後になる城山祭が、「盛大に」行われました。グランドの駐車場に車を置いた多くのお客さんは、正門に続く坂道の階段を上ってこられます。坂の途中に「のぼり」。正門を入ると、正面に「さらば愛しき城山よ〜完全燃焼」と書かれた大看板。ここには、全校生徒と全教職員が、手形を押し、一言づつコメントを書き込んでいます。右側体育館2階の手摺りには、「60年間有難うございました」と書かれた「横断幕」。左側には、「城」「山」「祭」の看板と、昨年好評を博した「駕籠2連」、「教員手作りの星座板」が置いてあります。

 午前10時、体育館2階フロア。生徒会執行部の生徒による司会と開会宣言で200人ほどの観客が見守る中、中央から衣装を身に付けた全生徒が太鼓を鳴らしながら入場。オープニングは「カーニバル」という曲、35人が息の合った太鼓演奏を轟かせます。続いて「童夢」の皆さんとの協演で「星のきらめき」、素晴らしい出来でした。観客の皆様にも生徒達の想いが伝わったと思います。

そのあとも、60年の歴史を綴ったDVD,音楽選択生徒の合唱、放送部の全国大会出場作品上映、と続き、午前の最後は地元豊能町混声合唱団「ユーベルコール」の皆さんが歌声を会場いっぱいに響かせていただきました。この合唱団には本校第6代校長、田井靖侃先生も参加しておられ、「ユーベルコール」が初めての公演をこの、城山高校体育館で行いまた、学校の最後の文化祭で合唱を披露することへの感慨を述べられました。「胸がいっぱいになる」と田井元校長先生は表現されました。最後の文化祭にこれまでで最も沢山の地元の皆さんに来ていただいたことが、私にはとても嬉しく、生徒・教職員に大きな力をいただいたと実感しました。

 普段は開いていない食堂が、この日は「かあちゃん食堂」として復活しました。地元「ダイヤス」さんからも多大なご協力を得て、PTAのOB,現役の皆さんが力を合わせて開店してくれたものです。本校の畑で取れた野菜も使った「豚汁」など、大好評。例年の3〜4倍のお客様に来ていただいて早々と「完売」するものもありました。

 午後からは、一般公開と称した展示や模擬店です。現3年生が入学したときの2年生や3年生をはじめとして多くの卒業生が手伝ってくれた4つの模擬店。旧職員が開いてくれた「木工工作の店」。10年後の自分に向かって書いたメッセージを缶に詰め、缶詰作成器を用いて封をした「タイム缶プセル」、豊能町の名産販売、園芸高校と合同チームを作って出場した野球部の展示、卒業生の美術・書道作品展示、園芸高校との合同事業「全国農業高校物産展」(昨年、今年の連携事業のひとつです)など例年にはみられない多くの模擬店や展示に加え、家庭科部のリサイクル作品展示販売、ワンゲル部の妙見山、鴻応山の聖水を使った喫茶店など、定番人気模擬店・展示も盛況でした。美術・書道作品展示場所では、教頭先生のフルート・オカリナ演奏もありました。また、軽音楽部の野外ライブも人気でした。

 このように、最後の「城山祭」は、多くの方の力で「最高の文化祭」となりました。

 本当にありがとうございました。

 長くなりましたので、「城山高校の歴史シリーズ」は次回掲載といたします。

2007年11月9日 更新