大阪府立城山高等学校(全日制課程)2007年度暫定ページ

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2008年2月

【学校長より】

3学期にはいると、全てのことが「これで最後」のことばかりになっていきます。例年であれば、3年生やその担任が感傷、感慨に浸るというところですが、今年は全ての生徒や教職員全員がもち、そして多くの同窓生、地域の方々に同様の感慨を持っていただいているようです。

 それを象徴するのが「しろやまフェス in ユーベル」という催しでした。60年間お世話になった地元の皆様に、城山高校が「閉じる」という現実を理解していただくと同時に、その間の地元の皆様の厚いご支援に感謝する何かを、ということで企画したものです。楽しんでいただきながら別れを惜しんでいただく・・。豊能町の自治会長様を通じて、全戸に案内チラシを配布したところ、豊能町立ユーベルホールがほぼ満席になる盛況となりました。受付付近に「本校60年の歴史パネル」を展示し、「DVDスライド」でも紹介して、たくさんの地元の方に見ていただいて、東能勢村以来の60年のつながりと重みを受けとめていただいたようです。

 出演していただいた東能勢小学校・中学校の皆さん、吉川中学校の皆さん、園芸高校、能勢高校の皆さん、能勢人形浄瑠璃の皆さん、箕面自由学園の皆さん、それぞれが素晴らしい舞台を本校とお越しいただいた地域の皆様にプレゼントしていただきました。最後には箕面自由学園の皆さんによる本校生へのサプライズ演奏もあり、ホールに涙と感動が渦巻き、溢れました。本当にありがとうございました。

閉校式まであとひと月、閉校まであとふた月、今日、2月1日は、「最後の授業日」となりました。今日は、MBS毎日放送「VOICE」のスタッフの方が取材に見えています。1学期の終業式よりずっと城山高校の記録をとり続けていただいています。毎月、あるいは節目ごとに学校まで足を運んでいただいて、生徒や余野の風景を記録に残してくれています。ありがたいことです。放映日が決まればまた、お知らせできるかもしれません。この「巻頭言」も注目してみておいてください。では、歴史シリーズを。

 

「城山高校の歴史」シリーズ 第9回

50周年の記録は、当時としては革新的な「CDROM」によって製作されています、と書きました。

その中に、第3代、4代、5代の校長先生3人が「城山を語る」と題して「座談会」を行っています。(ちなみに私は第11代です)これが、実は、座談会でなく、編集の牧瀬先生と木下先生が3人の先生の自宅に伺い、同じ質問をして答えていただいたものを、「座談会風」に構成、アレンジしたものを掲載されているというのです。

 最初私は、3人の校長先生が懐旧談をされているものとばかり思い込んで読んでいました。ところが、最後の編集後記に「ネタあかし」をされ、思わず「やるなあ」とうなったものでした。全文を読んでいただけないのが残念ですが、その数ページを見ていただいて雰囲気を感じ取ってください。

 

50周年CD−ROM城山

2008年2月1日 更新