最終年度がいよいよ始まりました。
城山高校60年の歴史を皆さんにもお伝えしておきましょう。
昭和23年、この年は、六・三・三の教育制度が実施された年であり、各地に定時制高校が設置されました。4年間の昼間定時制高校である大阪府立園芸高等学校東能勢分校が11月24日にスタートしたのです。この分校が城山高校の前身です。
東能勢分校は、東能勢小学校の1教室を借り家庭科と農業科を設置してはじまりました。
翌年4月には公民館を、25年4月には東能勢中学校の教室を借りるなど教場確保に四苦八苦されている姿が目に浮かびます。
それでも、地元の意気は高く、校舎建設、敷地整地のための大阪府からの予算獲得に奔走されます。
昭和28年、待望の新校舎が落成しました。
このときに発行されたのが、新校舎落成記念誌「学校概要」でした。
写真が当時完成したばかりの「新校舎」とその見取り図です。
いかがでしょう?
55年前の城山高校(前身)の姿を「見て取って」いただければと思います。
開校当時の話が「10周年記念誌」中の「座談会」で語られます。
それは、次回で。
2007年4月2日更新
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