「城山高校の歴史」シリーズ 第5回
定時制課程で出発した園芸高校東能勢分校は、昭和38年より「定時制」の募集を停止、「全日制課程」の分校になります。同時に「家庭科」が「家政科」になりました。
昭和40年、園芸高校の「創立40周年記念誌」に「東能勢分校」の記事と写真が掲載されています。今は体育館やプール、農場となっている本館前が、まだ、グランドとして使用されていた写真です。
その次は、昭和51年(1976)独立記念誌から。いよいよ「城山高校」が誕生します。
校歌、校章など全てが新しくなり、学校づくりに大いに励みました。
「家政科」のページ、「園芸科」のページをご覧下さい。そして、昭和49年に発足した「普通科」のページ・・。どれも新しい施設です。まだ、現在のグランドはありません。
農業クラブ 大阪府で最優秀賞、近畿大会へ
まず、トピックスをご覧下さい。「2007年度農業クラブ大阪府大会「最優秀賞」受賞(近畿大会出場)とあります。「最後まで農業クラブ活動を!」と、園芸科の先生方が力を注いできてくれた大会です。
校内選考会を経て、選出された2チームと3人が、園芸高校で行われた大阪府予選に出場、健闘してくれました。数箇所の会場で行われる予選をできるだけ見ようと、私と記念誌記録班の先生方は園芸高校内を走り回りました。会場へ行ったら既に始まっていて中に入れず見ることの出来なかった発表もあったのですが(発表がはじまると入場制限があり入れてもらえません。校長でも同じです。厳しいのです。)皆、校内予選よりはるかに良くなっており、近畿大会出場できなかったグループ、個人も、けして入賞した学校に劣らなかったと思っています。特に「菊」の発表で「優秀賞」を受賞した生産技術専攻チームの発表は、最後まで審査員の間で意見が分かれた、と聞いています。(それほど惜しかった)
「蝶の飛ぶ街づくりをめざして」と題して「プロジェクト発表」した環境緑化専攻チームは、長年蓄積したデータや写真を駆使、見事に激戦の「区分環境」部門を勝ち抜けました。
そして、奈良県橿原神宮近くの「奈良県社会福祉総合センター」で行われた近畿大会に出場となったのです。近畿2府4県から集まった生徒達はさすが、どれも、立派、面白い!! 残念ながら本校チームの全国大会出場はなりませんでしたが、よく、ここまできてくれました。ご苦労様でした。
いよいよ2学期がスタートします。巻頭言を読んでいただいている皆さんで、可能な方は11月4日の「城山高校最後の文化祭」にぜひおいで下さい。ゆっくり校舎や生徒発表をみていただけるのは、これが最後の機会です。1月20日(日)豊能町ユーベルホールでの「地元の皆さんへの感謝の集い」もありますが、校舎・体育館は使用しませんので季節の良い秋に、是非「学校」においでください。案内は次回巻頭言などで。
2007年9月5日 更新
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