司馬遼太郎記念館訪問

 4月7日10時30分に司馬遼太郎記念館に就任の挨拶のために訪れさせていただきました。館長の上村洋行氏、副館長の上村元子氏に迎えていただきました。お二人からは、菜の花忌にむけて布施高校の生徒たちがどれだけ活躍しているかを教えていただき、布施高校が菜の花忌に携わるようになって、この取り組みが大きく発展したとお褒めの言葉をいただきました。

 司馬遼太郎記念館は、日本はもちろん世界的にも有名な記念館です。このような記念館が学校から歩いて5分もかからないところにあるというのは、素晴らしい環境です。これからも記念館の活動に関わらせていただきたいと思います。

 個人的なことですが、私は司馬先生の大ファンで、私の人生に一番大きな影響を与えてくれた小説家です。大学に入学して、すぐに「竜馬がいく」を読みました。19歳で江戸に剣術修行に出かけて、黒船来航に出くわし、己の生き方を考える竜馬の姿。同じ19歳であるにもかかわらず、「なんと漫然とした人生を送ってしまったのか!」と焦る気持ちでいっぱいでした。毎晩毎晩何回も「竜馬がいく」を読み返し、「血がたぎる」をおもいで眠れない時を過ごし、ひたすら「この命、おまえは何にかける!」と自問自答した日々を思い出します。記念館には行ってみたいと思いながら、今まで訪問することができなかったので、今日はわくわくしながら訪問させていただきました。

お忙しいにも関わらず、時間を割いていただいた館長・副館長に感謝申し上げます。これからもよろしくお願いいたします。