中国、江蘇省から高校生が訪問!

本日9月16日(金)中国江蘇省の江陰第一中学、江陰高級中学の生徒、28名と引率の先生2名が布施高校を訪問されました。12時にバスで到着、荷物を置いたあとは、食堂でさっそくランチセッションです。

1474010867850.jpg

ご飯を食べながら、自己紹介が始まり、楽しい交流が始まりました。上の写真の右側が、布施高校生、左側が中国の高校生です。5時間目は、体育館に1年生が集合して歓迎会です。互いの学生の代表から挨拶の交換ですが、やはり中国の学生の英語力は凄い!圧倒されるスピーキング力です。ブログではその凄さは伝えられませんが、布施高校の1年生は、ほぼ全員圧倒されたのではないでしょうか・・・。

1474010839345.jpg

左が布施高校の代表、右が中国代表の生徒です。挨拶のあとは、日中のダンスパフォーマンスです。布施高校は、1年生のダンス部のパフォーマンス、中国からは、女子学生一人によるチアリーディングパフォーマンスです。グループでダンスする日本の高校生に対して、中国の女子学生のパフォーマンスは、決して引けを取っていません。逆に上回っていたかもしれません。

1474010790818.jpg

6時間目は、各クラスの分かれての授業です。英語、社会、数学、家庭と分かれて、中国の学生が参加していました。英語の授業では、グループに分かれてのディスカッション。若いっていいですよね。すぐに英語でのコミュニケーションが始まりました。

1474010730018.jpg

左の写真は、男の子が中国の生徒、右の写真は真ん中の女の子が中国の生徒です。数学の授業では、日中対抗の問題解答です。中国では女子が、日本では、男子二人が正解です。写真は、集中して問題を解く中国の生徒です。

放課後は、各クラブに交じってのクラブ活動、女子バレーボール部、ダンス部に行きました。それが次の写真です。

1474010627466.jpg

さて、生徒たちが交流している間に、校長室でも先生同士の交流が行われていました。中国と日本の教育制度や、教員の仕事ぶりの違いなど様々な話題で交流しましたが、ぜひ布施の高校生に伝えたいのは、今日来た中国の生徒たちの勉強時間。1日に8時限から9時限の勉強時間ということです。1時間の授業は45分ということですが、それでもすごい。特に今日来校した学校は、寄宿舎を持つ全寮制の学校です。ですから、学校の授業が終わっても宿舎で勉強があるということです。その実態が、彼らの学校紹介の中であった「僕たちは、勉強するマシーンのようだ」という表現になるのですね。それにしても凄まじい勉強量です。ですから中国の先生からみると、「日本の高校は、とてもバランスの良い教育をしている」というように映るようです。ですが、将来は、ともにアジアで過ごす同世代。やはり、日本の高校生も負けてダメですね。知識量で負けては、下に見られます。しっかり勉強しましよう。でも、「生きる力」は勉強だけでは養われません。学んだ知識を活用し、人とつながり、自分で問題を発見解決する力です。そんな教育が大事だと思います。

さて、たった半日の交流ですが、両国の生徒たちにとってはとても思い出深いものになったようです。最後の見送りは、その交流の深さを物語っていました。最後の写真はお別れの場面です。

1474013881527.jpg