開成教育セミナー八戸ノ里教室での説明

 10月27日、10時半から開成教育セミナー八戸ノ里教室で布施高校の説明を行いました。PCが使えず、パワーポイントのスライドを提示できない状態でしたので、話がうまく伝わったかどうか不安です。

 10時半から約1時間強、布施高校の取組について話をしました。特に、力点を置いて話をしたのは、①変革された布施高校②新しい課題に取り組む布施高校です。話の中に、現在進行中の時事問題も入れながら話をしましたが、中学生に難しかったのではないかと思います。シリアの留学生の話も、シリアってどこ?どんな国?ということを知っていなければ、その留学生が日本の高校生に伝えた言葉の意味は、理解できません。

 私の話の中に時事問題を取り上げたのは、ある意図があるためです。説明会でも言いましたが、欧米どころか、中国・韓国どころか、東南アジアの若者達にさえ(こんな言い方もわざとしています。なぜなら、日本人の心の中に、自分達は、先進国で東南アジアの国々は発展途上国という優越感があるからです。)、日本の若者の資質・能力は多分に劣る面があるからです。それは何かというと、自分が勉強して得た知識や技能を「世の中にどのように役立てるか?」という視点が弱いという事です。世界の多くの若者は、将来の夢の実現に向かって、勉強したくて勉強したくて仕方ないのです。「やりたいことがある!だから勉強するんだ!」、これが世界の若者の気持ちです。少し、日本の若者とは違いますよね。「だけど、日本の若者は、幸せで満足している、だから社会の問題に目が向きにくいんだ・・・」と思っていると大間違いです。今、中学・高校生の若者たちが、歩んでいく人生では、世界中で誰も体験していないような試練を経験するのです。それが、人口減少―生産年齢人口の減少です。もっと世の中のことに目を向けてほしいがために、時事問題を交えながら、布施高校の説明を行いました。

難しかったかな・・・。