夏の高校野球

 独自大会の「令和2年府高校野球大会」の大阪地区において、昨日本校と早稲田摂陵高校との試合が万博球場で行われました。抜けるような青空のもと、第1試合が9時にプレーボールとなりました。観客数の制限があるためすべての部員の保護者の方にお越しいただくことはできませんでしたが、3年生の保護者の方を中心に、朝早くから応援に駆けつけてくださいました。

 ピンチの時には、お互いにしっかり声をかけあったり、ミスした場合も「オッケーオッケー」と励ます声が観客席にまでしっかり届いていました。さらに、バッターボックスに入る時も、気合を入れてピッチャーに向かっていく気迫を感じました。グラウンドの中を精一杯走り回って力を出し切ってくれましたが、残念ながら試合には負けてしまいました。試合なのでどちらかが勝者、敗者となりますが、勝ち負けに関係なく、それぞれの経験の中で得たものは必ずあるはずです。自分が頑張って取り組んだことに、たとえ結果が期待通りでなかったとしてもその経験に一つも無駄なことなどはないのです。

 3年生は進路実現に向けて、2年生は次のチームの中心として、1年生はより自分の可能性を信じて、今日から頑張って欲しいと思います。みなさんにとって今回の試合が次のステップにつながる大切な経験となることを願っています。

 今回は野球部でしたが、ほかのクラブについても、みなさんの日頃の頑張りを披露することができる場が、増えていくことを祈っています。

最後になりましたが、野球部の保護者会の皆さま、朝早くから応援の準備、炎天下での応援等、本当にありがとうございました。

試合後に次の試合のために丁寧にグラウンドを整備してくれている様子を撮りました。