阪神・淡路大震災から28年

1995年1月17日午前5時46分 兵庫県の淡路島北部沖の明石海峡を震源として、マグニチュード7.3の兵庫県南部地震が発生しました。
当時、私は教師1年目で私立高校で勤務していました。部活動に力を入れていて、とても活気のある学校でした。日常から近隣のみならず兵庫県にある中学校との部活動交流も積極的に行っていたこともあり、交流のあった中学生で本校を希望し2月の受験を控えている者もいました。そのような状況下での震災でしたので、心配が募るばかりでした。テレビ等の報道では連日被災地の様子が流れていました。ようやく被災地へのお見舞いが可能になった時、私は他の先生と一緒に避難場所になっている西宮市の中学校へ伺いました。電車から見える風景をとおして、地震の大きさ、被害の大きさを改めて感じることができました。28年たった今、被災地は見事に復興しています。しかし、地震の記憶は決して風化させることのないようにしていきたいと思います。犠牲になられました6434名、すべての皆様に心より哀悼の意を表します。