第16回気仙沼ボランティア 4日め②

お世話になった民泊の皆さまとのお別れの後、宮城県立気仙沼高校を訪問しました。バスが到着すると荒木校長先生をはじめ気仙沼高校の生徒の皆さんが出迎えてくださいました。交流会の会場に入ると生徒会を中心とした生徒の皆さんに案内されて着席しました。
生徒会長からのご挨拶、気仙沼高校 荒木校長先生からご挨拶をいただき交流会が始まりました。大阪と気仙沼というかなり遠距離の学校ではありますが、これまでの双方の先輩たちが築いてきた絆を大切に守り抜いた結果が今日へと繋がっています。距離的にはかなり遠くても気持ちの上ではかなり近い関係にあると感じています。
交流会では始めに気仙沼市の魅力をたくさん教えていただきました。その後、気仙沼高校の岸先生から東日本大地震の当時の様子について教えていただきました。つばさネットワークの活動初期から携わっている方からすると被災地の復興の経過が細かく分かると思います。長く続けることの意義を大きく感じることができました。
最後に気仙沼高校の生徒の皆さんと大阪の高校生が混ざりあったグループを作ってワークショップをしました。みんなが住んでいる町や地域の良い点、課題などの意見を出し合い、最終的にみんなが考える住みよい町づくりについて考えをまとめました。他のグループの意見を共有することで町づくりについての考えをさらに深めることができました。これからの社会や町づくりの中心となっていく高校生に大きな期待を寄せたいと思います。

気仙沼高校の皆さま、本日は大変貴重な交流会を開催していただき厚くお礼申しあげます。今後ともどうぞよろしくお願いします。