2年生の総探では2時間続けて「2030SDGsカードゲーム」をしました。
朝日新聞社のEDURALから6名のファシリテーターに来ていただいて各クラスに入ってもらい、ゲームを進めてもらいました。
このゲームは、SDGsの本質を理解しながら、SDGsが私たちの世界に必要なのか、それがあることによってどんな変化や可能性があるのか、ということを楽しみながら学んでいくゲームになっています。
ルールとしては、与えられたお金と時間を使ってプロジェクト活動を行うことで、最終的にゴールを達成するというものなのですが、現実の世界と同じように社会や経済、環境をバランスよくしていくところに難しさがあります。
どの生徒も1回めに取り組んだ時はあまり深く考えずに動いていたので、社会・経済・環境のバランスが悪いクラスがほとんどでしたが、2回めには話を聞いてから動いたので、うまくバランスの取れた世界を作るためにみんながそれぞれ考えて動いていたように思います。
どのプロジェクトを行うかで世界の状況が刻々と変わっていき、生徒たち自身で世界を変えていくという風にゲームが進んでいくので、ゲームをしながら世の中の仕組みを疑似体験していきます。
ゲームが終わってからは世界の動き、仕組みが少し納得できたようで、気づきもありました。
これからはもっと身近な地域のことをSDGsの視点から見ていきます。
今回の体験で学んだことを今後活かしていってほしいと思います。
【生徒の感想】
『ゲーム内で、見える化したらその問題を解決するために取り組むようになったので世界でもそのように可視化できるようにしたらもっと環境など良くなるのではないのかなと思いました。』
『自分の目標ばかりを優先して考えていたら世界の状況のバランスが悪くなったり他の人の目標がクリアできなかったりしたので、今世界中がSDGSに向かって協力して行くことは大切だと思った。』
『自己の利益ばかり優先すると環境が悪くなってしまった。他のチームとの声掛けがもっと必要だと感じた。』
『SDGsのことについて考える機会はこれまでたくさんあったけど、今日みたいに実際に自分が考えて行動して、世界を変えるという体験は初めてしたので、改めて世界のことを身近に感じたし、よく考えれる良い機会だったなと思った。 人と協力することの大事さをとても感じた。 一人一人の意識が高くなっていけば、自然と協力でき良い社会、環境、経済になっていくのではないかと思った。』