夏休みの最中に大阪大学の吹田キャンパスにお邪魔して、毎年2年生の「未来探究」のときにお世話になっている「高大連携教育大学SUIT」の学生さんが主催する『探究相談会』に2年生10名が参加しました。
まずは、探究についての講義をしていただき、課題の見つけ方について再確認することができました。
そこから、現状と理想との差から課題を見つけ、問題設定を行うプロセスを大学生とともに確認したり、今取り組んでいる自分たちのテーマの困っている部分やモヤモヤしている部分を大学生に聞いてもらい、多方向の意見やアドバイスをもらったり、とこれからの探究活動にとても参考になるお話を色々伺えたようです。
午前中のプログラムは充実していて一瞬で時間も過ぎ、お昼の時間になりました。
大学見学も兼ねていろいろな学部の施設も紹介してもらったり、広いキャンパスを2班に分かれて施設見学もしていただきました。
そのあとは食堂でご飯を食べてから午後のプログラムになりました。
午後からは「てつがくたいわ」という企画が用意されており、一つのテーマについて自由に意見を交わしながら共に考えを深めていくワークショップをしていただきました。
5名の生徒が参加し、高校生の日頃感じている疑問や悩み(進路のことや日常的なことなど)について大学生も一緒に考える企画で、ざっくばらんに自分の思ったことを話す場になりました。
「理系が国語を勉強しないといけないのはなぜか」というテーマからいろいろな意見が飛び交い、最後には大学生が受験の時にどういう勉強をしていたのか、どういう思いで勉強していたのかなど貴重なお話を聞くことができました。
この日は、大阪大学のオープンキャンパスも実施されていて、高校生たちがたくさん訪れている中、私たちも本当に有意義な時間を過ごすことができたと思います。
今回参加している生徒の中に国公立大学を志望している人も多く、とてもいい夏休みの一日中になったことでしょう。
今回、企画していただいたSUITの皆さん、大変お世話になりありがとうございました。