11月20日(木) 1年生「卒業生に聞く」

20日(木)の午後、本校43期卒業生の大山一哲さんにお越しいただき1年生にご講演していただきました。

今宮高校を卒業してから靴職人の技を学び、今では靴づくりの学校エスペランサ靴学院の学院長をされながら幅広くご活躍されています。

この靴づくりを通して、ものづくりに対しての感謝する気持ちを大切にすることとか、誰のためにどういう人たちに履いてもらいたいか「言語化」できるようなトレーニングなど、次世代の靴業界を担う若者の育成などにも力を入れておられます。

いろいろな角度から職業・仕事とは、というお話をされたので、生徒にとってもこれからの進路を考えるうえでいいきっかけになったのではないかと思います。 

校長先生がいつもおっしゃっている「風を起こす」というのが重要で、自分たちで自然と風を起こせるようになってほしい、とエールを送られました。

お忙しい中、ご講演ありがとうございました。

【生徒の感想より】

今回の講演会では、今宮高校出身で、現在は靴の会社を経営している方のお話を聞いた。高校の先輩で、しかも自分たちと同じ学校から社会に出て活躍している人の話だったので、最初からすごく親近感があったし、「自分も将来こんなふうに挑戦できるかもしれない」というワクワクした気持ちで聞くことができた。
講演の中で特に印象に残ったのは、先輩が最初から起業しようと決めていたわけではなく、いろんな経験や出会いを重ねる中で自分の好きなことややりたいことが固まっていったという話だった。高校の頃は普通に部活や勉強をして、進路に迷った時期もあったと聞いて、「成功している人でも最初から完璧に決まっていたわけじゃないんや」と知って安心した。

最後に、同じ今宮高校から社会に出て活躍している人がいるという事実が、単純にめっちゃ励みになった。自分たちと同じ環境からでも、アイデアや努力次第で世界に通用する仕事ができるという先輩の姿は、本当にかっこよかったし、自分の進路を考えるうえで勇気をもらえた。
今回の講演を通して、自分の「好き」を大事にしながら、挑戦する姿勢を持ち続けたいと思った。将来の選択に迷った時は、今日の話を思い出して後押しにしたい。

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